六弦研究所

ギターと歌と絵とお笑いと飯。たまに運動。

人生は長い?短い?

2009-02-03 19:53:23 | ノンジャンル
俺は別に行き急いでいるつもりはないけど
「人生は短すぎる!」と思っている。


もう30になる。

この前電車に乗っていたら隣に年配の
ご夫婦が座った。

そこでご主人が奥さんにこう話しかけた。
「でもあの人90つってたけど元気だなー
俺、今から30年も生きると思うと
たまらないよ!」と。

話から察するに、ご主人は60なんだろう。
ご主人は俺の倍生きてある。そのご主人が
話の人の年になるには、さらに俺一人分
生きなきゃならない。
俺の半生三回分……
そう考えると
長い気もする。

親父が61で死んだ。
そのとき俺は「俺が親父と同じ年で
死ぬとしたら、残り半分しかない!」
と思った。短いと思った。

長さの感覚って不思議だよね。
すごく長く感じる一日も
一日の終わりには
あっという間だった気がする。
カップラーメンを待つ三分は
時計を見てると長く感じるし、
寝ているときの5~6時間は
実感すらない。

きっと90年は長い。
でも90年を通過した人は
「長かった様な、短かったような」
って言うんじゃないかな。
過ぎるときっと「あっという間」に
なるんだろうな。

人生は内容が濃ければ濃いほど
「長かった様な」が増える気がする。
人生は実際経過した時間の長さより
内容の濃さが長さを
生むんじゃないかな?

今の仕事をしていて
よく感じることがある。
「ゆっくり近道を歩くより
 遠回りでもダッシュすれば
 早く目的地に着くんじゃないか」
って。それだけ本気になるって
いう事は強いんじゃないかって
理屈じゃなくて、計算じゃなくて
腹をくくれば上手くいくって

ここまで書いといて
こんな事いうのもなんですが…

何が言いたくてこのネタ
書き始めたか忘れた。
さらば!(逃亡)