先の日曜日は、イギリスのクロックチェンジでした。
クロックチェンジとは、夏時間と冬時間が切り替わることをいいます。
欧米でこのシステムを導入している国は多く、
私が住んでいるカナダも採用しています。
夏時間制を導入したそもそもの理由は、
時刻を1時間ずらすことで、子どもたちが通学する時間が
できるだけ太陽が出ている時間になるように調整する
ことが目的だったはずだと、夫は言います。
ちなみに、日本でもかつて夏時間を採用していた時期があるようです。
2,3年くらいで廃止になったので、よほど評判が悪かったのでしょう。
気になる方は検索してみてください^^
ただ、このクロックチェンジ、
国によってタイミングが違うので、混乱を招きます。
特にコロナ以降、夫は完全リモートワークで、
ネットでアフリカのパートナーとやり取りしたり、
イギリスの家族や友人とコミュニケーションしたりしています。
カナダ(ケベック州:東部時間)のクロックチェンジは二週間前だったので、
それまで5時間だったイギリスとの時差は、
イギリスのクロックチェンジまでの間、2週間だけ4時間に短縮されていました。
今はもとの5時間に戻っています。
これにより、サッカー(プレミアリーグ)の開戦時間を間違えてイライラ(私じゃなく、夫)。
アフリカとのオンラインミーティング時間も間違えて、あたふた(これも夫)。
世界地図をご覧いただくと分かりやすいのですが、
私たちが住んでいるカナダ、ケベック州は
北海道の稚内と同緯度にあります。
さらに、ヨーロッパに視点をむけると、
(たしか)スペイン、マドリッドあたりと同緯度です。
つまり、イギリスはもっと北に位置しているのですね。
だから、クロックチェンジのタイミングも異なってくるのでしょう。
そもそも時間帯(タイムゾーン)は縦割りなので、
じゃあカナダの北部に住む人はどうなの?
という話ですが、カナダもかなり北に上がると、
ほとんど人が住んでいないエリアになってしまうので、
「まあ、いっか」って感じなのですね、きっと。
クロックチェンジは、夏時間と冬時間が入れ替わるタイミングなので、
一年に二回あります。
この二回をのり越えれば、あとはどうってことないのですが。
コロナでなければ、私たちはだいたいこの時期カナダ不在にしています。
イギリス経由でアフリカ出張に行ったり、
私の場合は日本に一時帰国していることが多いのです。
でも、2020年から今年、オンラインでのやり取りが増えた分、
クロックチェンジによる混乱にイライラする私たちなのでした。
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