【リアルタイムレポはこのあたりから】
高速バスで徳島に到着し、JRに乗り換えて佐古という駅に向かいます。
その佐古から歩いて10分くらいのところにある春陽軒は未訪ですが、以前から徳島の中でも一番徳島中華そばらしいと聞いていたのです。 行列のできる人気店とも聞いていたのですが、時間がよかったのかすんなりと入店できました。

頼んだのは肉玉中華そば(大)とライス(小)デス♪

このスープ色の黒さが「らしい」と言われる所以と思いますが、見た目ほどにはしょっぱくはないのですが白飯は必須アイテムですね(笑)

美味しくいただいてとりあえずお宿に向かおうと佐古の駅までトボトボ歩きますが、一応時刻表チェックはしたのですが、お茶を飲むところがあるワケでもなく、東京~横浜のように頻繁に電車が来るわけはなく、当然のように30分待ちになりました。
ちなみに佐古は徳島の隣りですし、複数の路線が絡む駅なので、四国の駅にしては電車の本数は多い方なのです(実は佐古在住の友人もいるので、少し誉めておきます ← 誉めたことになってませんね…)

乗ってしまえば各駅停車といっても30分弱でお宿のある板野という生粋のローカル駅…いや、急行やら特急も停まる立派な駅に到着しお宿の方にピックアップいただきます。
馴染みのお宿に着いて荷物を置くと買い出しに同行させてもらい夕食のネタを仕込みます。 今回はワシのワガママで食材を自己調達するお願いをしています。
当初予定では自転車で散策に出るはずでしたが、天気はよいものの気温は低いし、風は強いしで、宿でゴロゴロしようとしたのですが、お宿の方から、
「あまりに風が強いのでどうしましょうと宿主さんに聞いたら、とも2はきっと行くと言うだろうから止めないように言われてます♪」
言われてしまい、やむなく出発することになりました(泣)
鳴門うどんの新店が出来たという情報提供を受けていたのでママチャリを一所懸命漕いだのですが、なんとお目当てのうどん屋が売切御免というヤツでやっていません。


ハズした時の抑えはしてあるので、もう一漕ぎして四国八十八ヵ寺・一番寺・霊山寺(のお向かい)へ向かいます。

抑えで行ったはずの「まなの(食べログにも出ていないなぁ…)」は、鳴門うどんのジャンルに入るのですが、なかなかイイ感じでした。
ちなみに、かけうどん(さすがに小)+ちくわ天=250円というCPなら文句のつけようもありません。

結構ハードなサイクリングを終えてお宿に帰ってきて、一番風呂に入れていただきベットで文庫本を読みながらゴロゴロしていたらいつの間にか爆睡してしまいました(^_^;)
でも、珍しく爆睡中も胃腸は元気だったらしく晩ゴハンにはしっかり回復してました。
今日はお宿の定食ではなく、明石みやげや近くのスーパーで調達してきた近海魚を中心とした勝手ご飯を宿主さんとお宿の方とご一緒します。
でもって、とりあえずは大皿に刺身盛り合わせです。

カツオ(高知産)、本よこわ(長崎産)、ぼら(徳島産)とサーモン少々(産地不詳)をキレイに盛りつけていただいたのですが、何故かカツオとよこわの区別で意見が分かれました。
ワシが最初に箸をつけて、
「あぁ~、カツオって美味しい♪ この時期にカツオが食べられるなんて幸せ♪♪」
と言ったら、
「そっちは『よこわ』ですよ!」
の声が…何回か食べるうちに納得はしましたが、かなり難問でした(汗)
ちなみに「よこわ」とはクロマグロの小さいヤツで関東では「めじ」又は「くろめじ」と呼ばれます。 又、クロマグロのことを本マグロとも称することがあるので、本よこわ(スーパーの表記)というのは微妙な表現ですね(笑)
さらに加えると、スズキ目・サバ科・マグロ族まで一緒で、その先でマグロ属とカツオ属に分かれるので違いが分からないのも仕方ないですかね(苦笑)
さらに明石で買ったおみやげのはずの天ぷら(関東では薩摩揚げ)や蛸蒲鉾も拠出していただきます。


お宿の定食のお流れも頂戴しますが、この肉じゃがはかなりイケました♪

ビールから始まり、白ワイン、日本酒とお宿の方と競争するかのようにグビグビと呑み、翌日の予定を決めようとしても話題がアッチへ行ったり、コッチへ戻ったりなかなか定まりません(笑)
途中から他の宿泊客の皆さんにも乱入いただき、旅話などなど…しばしの歓談を楽しみながら旅人宿の夜は更けていくのでした♪
(続く…)