一応は、鎌倉市になります大船観音からほど近い蕎麦屋、蕎谷戸に訪問するのは5年ぶりのようです。 好きなタイプの店なのに、遠いというほどではないのですが、新道からのアクセスもそれほどよくないのでナカナカ足が向かなかったのです。
ちょいと前に ぶらくりサン の記事に誘われましたのに加えて、少しばかりの探求心というコトでの選択になります。 まっ、恒例の我妻実家訪問の流れでもあります。
ということで、我妻は季節限定の冷やし豆腐たぬきそばを小盛りにしております。 コチラのメニューは5年前にもあったのですが、その時も同じメニューを頼んでいたのはオーダーの後で気がつきました(笑)
ちなみに、前回は普通盛りでしたが、コチラの小盛りは一般店のフツー盛りに当たるくらいです(爆)
オーダーを告げると店のネイサンが
「大盛りですか?」
「いやいや、頼んだのはミニカツ丼ですよ(伝)」
「いえ、蕎麦の方です。」
「ああ、ソッチは大盛りでお願いします。」
「ウチの大盛りは三段になりますよ!」
「はい、分ってますよぉ♪」
「…」
はい、いつものように「見くびられて」おります(激)
ということで、ワシは単品の なめこおろしせいろ を大盛り=三段=にして、ミニカツ丼を組み合わせております。 この組み合わせであれば、味噌汁はいらないけれど夏の小鉢が欲しいですよね(好)
コチラのせいろは、普通盛りで二段、小盛りとかミニカツ丼とのセットだと一段のみになるようです。 まっ、デカ盛りが「ウリ」という店ではありませんが、コチラのそばは一段でもお上品な店ならキッチリと一人前分はあるかと思います。 蕎麦出汁はかなり濃い目なので、なめこおろし と組み合わせればほどよい感じで啜れます。
最近のマイブームとしては、薬味のネギや山葵をつけ汁に入れるのではなく、蕎麦の上に載せていただく方式です。 七味でコレをやると簀子に細かい粒が入りそうで後の処理を考えると躊躇いますが、コレなら薬味本来の機能を楽しみつつ、店に余計な負担をかけることもないかと思います。
実は今回訪問のもうひとつの目的というのに、ヌシさんの記事で「ミニカツ丼には玉子で閉じられていない!」とありましたが、流石にソレはナイだろうというのを確かめたいというコトがあったワケです。
結論としては、しっかりと玉子で閉じられております(疑) 軽く断面を紹介しておきます。 ミニとはいっても世間的には少しばかり小ぶりでありますが並盛クラスですので、玉子一個だと存在感が薄いのかもしれません。 どうでもよい話ですが、このサイズのカツ丼に組み合わせて欲しいのは、全卵1個+黄身1個ですかね(選)
我妻のキラーパスもそれほどではありませんでしたから、ソレナリの膨満感を得つつも、ほどよき感じで終了いたします。
住宅街にトートツに出現する店の落ち着いた感じは好みですが、いかんせんアクセスが中途半端なのが残念であります。
見つけづらいと思いますが、入り口の戸の上にセミの抜け殻が一個留まっておりました。 いつのまにやら、虫の音も夏の終わりになっておりますねぇ…