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この日も出発が比較的ゆっくりだったので出発前に早朝のホータンの街を散歩しますが、キョロキョロしながら歩くと、キッチリと打ち出される中共テイストと彼の地の影響が入り組んでいます。
健康体操らしき怪しい後ろ歩きが流行しているようで、太極拳の朝練の横でヲッサンやらヲバサンやらが後ろ向きに歩いてましたが今でも流行っているのかなぁ…

散歩から戻ってきてパッキングをすませ、バイキングの朝食をいただいてゆるゆると出発するのですが、この日はほぼほぼ丸1日が移動です。
いわゆる西域南路をホータンからカシュガルに向かうのですが、この道は遠くパキスタンに抜けていくということで…なにせシルクロードだからなぁ…

今の名称は国道315号線というらしいですが、バスに乗って延々と移動します。


途中のヤルカンドという街でラグメンや肉じゃがみたいな昼食をいただくとか所々のオアシスとかに立ち寄るのですが、基本的には終日バスでの移動です。
結構な砂嵐に吹かれながら先へ先へと進みます。

まあ、ワシらはバスの座席でボーッとしていればよいのですが、プロとはいってもドライバーさんは大変だなぁと…思っている内に、ようやくカシュガルのホテルに到着です。
しかし、ツアーというのは到着してからのホテル探しがないので楽ですねぇ♪
公共交通機関を利用しての一人旅とかで真夜中にどこぞのターミナルで放り出された経験からすると、いくら遅くなったって泊まるところが確保されているというのは素晴らしいコトです。
最近はみかけませんが、昔の成田で待合室で夜を明かす欧米人などは金がないというより、本当に泊まるトコロが探せなかったのかもしれませんね(疑)
ちなみに、見知らぬ国に零時過ぎに到着したらワシも空港で夜を明かす選択をするような気がします。
(続く…)