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nolblincaダイアリー

乗馬日記、パワーストーンにまつわるエピソードなど!不定期更新ですがよろしくお願いいたします。

For yume

2010-12-24 21:47:41 | 
夢ちーがいなくなってから7週間がたちました。

橋を渡って向こう側にようやくたどり着いたと思います。
夢ちーは良い子だったから、えんま大王にもきっとすんなり入国を許されたともいます。

このろうそくは夢ちーのために

夢ちゃんの場所

2010-12-19 10:25:20 | 
11月の終わりの良く晴れた日、夢ちゃんを土に帰しました。

これからは、夢ちゃんとずっとこの場所で一緒です。
もう少したったら、お花を植えようかと思っています。

夢ちゃんにお似合いのカワイイお花で飾ってあげるつもり。



ずいぶんと泣く時間が減ってきました....................。

オメガを調べる

2010-12-14 20:23:49 | 
なんでもとにかくバランスが大事な免疫系統ですが、必須脂肪酸から作られる生活物質はアレルギーに大きく関与している。
不飽和脂肪酸が身体に良いとされている事実は周知の事ですが、
どちらかといえば現代は、ω-3よりω-6に偏りがちな食生活とも言える。
(a/dにはω-3が入っています)

ω3脂肪酸は魚介類・亜麻仁油・しそ油・えごま油・魚油に、
ω6脂肪酸は、高リノール紅花油・高リノールひまわり油・大豆油・菜種油・クルミに多く含まれている。



                  大豆油   亜麻仁油  オリーブ油  えごま油
飽和脂肪酸       パルミチン酸 10~12%ーーーーーーー 5 ~ 12%
飽和脂肪酸       ステアリン酸 2~5% ーーーーーーー 0 ~ 3.5%
不飽和脂肪酸ω-3脂肪酸 αリノレン酸 5~9%  40~61%  0 ~ 1%  55~60%
不飽和脂肪酸ω-6脂肪酸 リノール酸 50~57%  15~25%  6 ~ 25%   10~20%
不飽和脂肪酸ω-9脂肪酸 オレイン酸 20~25%  14~26%  65 ~ 80%

ω-3とω-6をバランスよくとらなければなりません。
どちらかというと、ω6脂肪酸の方が身近で、自然に採る量が増えてしまいそう。

ω-3は熱や紫外線に弱いことから、供給側に不便、保存や管理が大変だから身体に良いとされながらあまり流通されていない。
亜麻仁油 フラックスオイルのω-3脂肪酸は熱で壊されてしまうので、ドレッシングなんかで使うのが良いらしい。
それに、劣化を防ぐために少量のパッケージを選ぶのも忘れずに。


http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=フラックスオイル&tag=googhydr-22&index=aps&field-adult-product=0&hvadid=6795674945&ref=pd_sl_6lj6oofbpi_b


使ってみようと思う。買ってみよう!

ワクチン

2010-12-01 20:00:17 | 
黒猫姉はワクチンを打った。

でも、いつも行く動物病院ではなく、違う動物病院行った。

こういうのPTSDって言うんでしょうかねえ................。
行かれないんですよ、なんか足が向かないんですよ、前の病院............。

新しくかかった病院は、多分、ご夫婦でやっていらっしゃる。
お二人とも、獣医さんかな?
看護士はいないけど、なんだか信頼出来る感じ。

猫の年齢や生活スタイル、病歴や性格などをチェックシートに書き込む。

夢ちゃんのこともあったし、年齢も年齢なんで、腎臓や肝臓が心配だから血液検査もお願いした。

臆病な猫だけど、静かに落ち着いている。
目、口、お腹、リンパ、色々触られたけど、何処も大丈夫。
採血も順調に出来た。

結果が出るまで20分。

待ちましたが、
大きな問題は無く、ワクチンも打てた。
ホッと、一安心。良かった。





夢ちゃんも、この病院で、セカンドオピニオンを受ければ良かった....................。
でも何故か、当時はそんな意識はちっとも浮かばなかった。
こんな大変な病気だなんて思っても見なかったって事もあるんだろうけど、
何故、違う病院に行かなかったのか....................。

今考えると、不思議でならない................。
何故、行かなかったんだろう................。






夢ちゃんが教えてくれた事..............。
7歳を過ぎたら、違う動物病院にかかって、今一度状況をリセットする必要がある!!!
血液検査やらなにやら、新しい気持ちで飼い猫と向かい合うことだ!!


わたくしの持論。
「車とパソコンは新しい方が良い」

にもう一つ加わった。
「病院も新しい方が良い!」
病院の設備などのハードも、そして先生や技術、知識などのソフトも!
新しい方が良い!!!

進化しないもの、止まっているものは何もかもがもうダメだ.......................。



じわじわと進行するFIP

2010-11-27 08:20:09 | 
目の炎症が気になって、過去の写真を探してみた。

いつ頃から炎症が現れていたのだろう...............。

2007年の11月...........今見ると、少し炎症があるようだ。



2009年の4月.............進行はしていないようだけど、やっぱりある!


2010年の9月..............FIPだと判明して1週間の頃。炎症が進んでいる。


2010年の10月...............ステロイド治療で炎症は治まっているが病気の進行は著しい。



FIPは、しかもドライタイプはゆっくりと進行する。
一見して老化のように思える。
病気の進行は徐々にスピードを上げ、悪いと表に出てからは進行がとても早い。
もう、その時には何も出来ない。

ステロイドで免疫を抑え始めたら、ウイルスは一気に勢力を強める。

FIPは初期、2007年の時点でわかっていれば、インターキャットと食事療法、
ステロイドで少しは良くなってFIPキャリアとなったかもしれない。
でも、ステロイドを使う事で、ウイルス増殖の進行が早まって死期がもっと早くに迫ったかもしれない。


何もしない事で、3年を過ごせたと思うか、治療していればもっと長く過ごせたと思うか..................。
どうなったか、わからない..................。

FIPキャリアになってビクビクしながら過ごすのも大変な事だ。

夢ちゃんは病気になってからの3年の年月を、飼い主に心配をかけずに立派に過ごした事になる。
夢ちゃんの生命力と生きた姿は素晴らしいと思う。

きれいなおメメの夢ちゃん



まだまだしつこく調べるFIP

2010-11-23 08:04:53 | 
ストレスで発症するといわれるFIP。
どうも納得がいかないので、まだまだ調べまくる。

ウチはどうしてもそんなにストレス過多な環境だとは納得出来ない。

多頭飼いといっても4匹だし、トイレは2つ。
猫タワーは2つあるし、長いソファアも2つ。
猫がその日の気分で座れるような場所も3つ。
外には出していない。
来客も少ない。
子供も居ない。
部屋はかなり広いと思う。
2階もある一戸建て。
住宅街でとっても静か。
近所の猫は、窓越しにたまに来けど、戦った事は無い。
カリカリと缶詰がほとんどだけど、ゴハンも定時にきちんとあげる。
お水も、2カ所。

これで、ストレルフルな環境とだと言えるわけが無いと思うけど...............。
だから、調べる....................。


北里大学の研究によると

1.抗体介在性感染増強作用の発現はウイルスレセプターは必要がない。
2.FIPVの抗体の存在有無に関わらず、FIPVは細胞内に入ってしまう事が出来る。
3.同じ血清型の再感染で抗体介在性感染増強作用が強まる。

FIPVに感染したマクロファージからFIPの悪化に関わるTNF-αが増強され、
このアポトーシスを誘引するTNF-αは抗体介在性感染増強作用の発現によって増強される。
TNF-αがウイルスレセプターの発現を促し、ウイルス感染が増強される。

FIPの病態発生機序は複雑で未解明な部分が多い。
FIPVに感染した猫では液生免疫が誘導されると、抗体介在性感染増強作用の発現により
1.マクロファージでのウイルス増殖が増加するとともにTNF-αの過剰発現により、Tリンパ球のアポトーシスを招く。
2.マクロファージにウイルスレセプターである、脂肪組織特異的分泌蛋白アディポネクチン(APN)の発現量が増強される結果となる。

このアポトーシス誘導が抗体介在性感染増強作用の発現によって増強され、
Tリンパ球はこのアポトーシス誘導を受けやすくなって
抗体介在性感染増強作用の発現と細胞生免疫の低下の関連性を表す。

これはFIPのマクロファージでのウイルス増殖という視点から捉えた研究という事だった。

ウイルスが存在する事のはもちろんの事、先ず、抗体介在性感染増強作用の発現というのが鍵のようだ。
つまり免疫ってこと?

免疫系は、白血球が分泌するサイトカイン(細胞同士のコミュニケーションに使われるタンパク質)である、
インターロイキン(IL)によって、その大部分を調節されている。
現在わかっているインターロイキンは30種類以上があるとされている。
IL-1からIL-18まで順に番号を付けられて呼ばれている。
免自己免疫疾患や免疫不全などの難病もインターロイキンに関係しているという事だった。

FIP発症猫はIL-12(NK細胞を刺激して、TH1細胞を誘導する)が低く、
FIPキャリア猫はIL-6(マクロファージを刺激して急性反応を誘導する)が低く、
IL-10(TH1サイトカイン生産を阻害する)が高くなっているなど、
猫によってFIPVに対する免疫系の反応が違うという事だった。

免疫が介在するという事で、ストレスに依るものと大雑把にくくられているんだなぁ..............。

それに、「同じ血清型の再感染」って.............、
猫はカラダをなめるから、コロナウイルスを持っていたら逃れられない仕組み。

まだまだ、納得がいかない...................。

おひげコレクション

2010-11-20 10:02:27 | 
掃除中に発見した、抜けたおひげコレクション。

真っ黒タイプ、真っ白タイプ、根元が黒で先が白タイプ。
猫の毛の色によって誰のおひげだがわかります。

夢ちゃんと夢ちゃんのおねえのおひげの区別はつかないけれど、
ヨレっとしているのが、多分おねえの方のおひげ。

拾ったおひげはぬいぐるみに差し込んでおひげコレクションの出来上がり。


正体を現さない

2010-11-09 20:26:04 | 
猫伝染性腹膜炎は隠された病気だ。

特にドライタイプの場合は、特徴的な症状は無いと言ってよい。
眼や脳、神経症状や発熱、下痢、嘔吐、食欲減退、肝機能、腎機能の低下、貧血..................。
一つ一つは特に大きな病気を感じさせるものではない症状だ。
だけど、これがこの病気の特徴。

FIPVの強毒コロナウィルスは決して表立って出てくる事はない。
常に陰で糸を引いている。
FIPVは単球や好中球、抗体とともに免疫複合体を作り、マクロファージに食べられる。
マクロファージはありとあらゆる血管の中を流れ、血管の中に入り込み、
居心地の良い場所を見つけて居座る。
そして、そこで炎症を起こして病巣を作る。
アレルギー反応を起こして弱くなった免疫機能に乗じてやっとその正体を現す。
しかし、確定診断の決め手となる抗体検査でも、
強毒のFIPVなのか、単なるFCOVなのか、どちらの抗体なのかはわからないのだ。

幼い時に感染してしばらくは沈黙を守るが、ある日ある時、何かのきっかけで目覚める。
年老いてからの発病はこんなような事らしい。
これは、夢ちゃんの身体に10年前に仕掛けられた罠だったのだろうか....................。

マクロファージの中で生きる術を身につけたウイルスは、もはや敵無し。
このFIPVを排除する方法は無いのだ。

ウイルスは移動する、対処療法には終わりが無い。
発見が遅くなればなるほど、予後は悪い。
だが、ドライタイプは後期にならないと確定診断が出来ない。既に遅すぎる。

ステロイドは炎症を抑え、症状の緩和にはなるが、ウイルスを排除するものではない。
インターフェロンも個体によっては効果を生むものかもしれない。
でも100%ではない。しかし運良く、治る事もあるだろう。

飼い主が出来る事は、ただただ、幸せに過ごせる環境を作ってやる事ぐらいしか無い。
好きな場所で、居心地の良い場所で、個体に負担をかけずに見守るのが最善なのだ。

夢ちゃんは、インターキャットの注射は少し負担だったかも知れない。
試験開腹なんか、とっても負担だったと思う。
でも試験開腹のプロセスを踏まなかったら、病気はわからなかったのだから、
夢ちゃんが我慢してくれて本当にありがとうと言うしかない。

夢ちゃんの大嫌いなホームの病院には何度も行ったが、先生の配慮で、待つ時間もなるべく少なくしてもらった。
車の中で待機して、注射だけ打ってすぐに帰って来る事が出来た。
センターの先生にも大きなワンワンの居ない隅っこで治療してもらった。

入院はさせずに済んだ、ケージにも入れずに、好きな場所で好きに過ごさせる事が出来たと思っている。

闘病中は治そうと必死で訳が分からなかったけど、
今は私に出来た夢ちゃんへの最後の愛情は間違っていなかったと確信している。


食欲復活

2010-11-08 23:10:07 | 
夢ちゃんショックで落ち込んでいたわたくしの食欲。

だいぶ復活してきました。

人間てヤツは、直ぐに忘れるもんですね。

夢ちゃんがいない生活にも慣れて来ました。

でも、今まで、3匹でひと缶開けていた缶詰が、中途半端に残ってしまう。
もう少し、身体の感覚を直さなくちゃね。



夢ちゃんに届いたお花、可愛いです。


お天気が良くて

2010-11-06 07:43:03 | 
昨日、深大寺で荼毘にふしてきました。

お天気がよくて、寒くも暑くもなく、とても気持ちの良い日でした。

霊園の入り口がわからなくて2回もあたりをグルグルしてしまった。

夢ちゃんの黒い毛皮は白い骨になりました。
胸のあたりにとってもきれいなセルリアンブルーの固まりがありました。
これは「リン」なんだって。

骨は小さいけれど白くてとってもきれいでしっかりしていて、ひとつとして同じ形のない
夢ちゃんだけの特別仕様の骨でした。
シッポの骨はちょっと短めだったけど、頭蓋骨は撫でていた時のイメージのままの丸みでした。

しばらくしたら、お庭にお墓を作って土に帰して上げようと思っています。



朝、起きると私の足音を聞きつけた夢ちゃんが「ごは~~~ん」って鳴くような気がします。
それが毎日の日課だったから。

まだ、いつもの事が身体について離れない。




最近、他の猫がやけに甘えてきます。
夢ちゃんがいたから、ガマンしていたんだね。


夢ちゃんが使っていたフリースのブランケット、
夢ちゃんの良い匂いがまだ残っていて、なかなか洗う決心がつかない。

夢ちゃんが来た

2010-11-05 15:53:23 | 

夢ちゃんはお姉さんの月読と一緒に、生後5~6ヵ月でウチにやって来た。
渋谷でレスキューされたのを引き取ったのだ。

二匹とも警戒心が強くて、容易に触らせてはくれなかった。
本棚の奥の隅っこに隠れて、手を出そうものなら、小さいくせに、フーッと威嚇していた。
このまま触れなかったら何かあった時に大変だ、どうしようかと悩み、
触らせないならご飯をあげない大作戦に打って出た。

作戦は見事大成功を納めた。

夢ちゃんはとにかく怖がりで臆病で、でもとっても食いしん坊、
どんなご飯もパクパク食べて、他の猫のお皿まで綺麗にたいらげた。
お皿はいつもピカピカだったね。

抱っこ嫌いで、最初は病院に行くのもひと苦労で、寝起きを狙って、
ボーッとしている間にケージに押し込めた。

お客さんも大嫌いで、妹夫婦や両親が来た時は、一時として姿を現さなかった。
可愛いのに、そのお顔をキチンとお披露目する機会は無かったね。

でも、人の寝静まった夜中に、キッチンやタワーや色んな所を警邏しているのを私は知ってるよ。

抱っこは嫌いだったけど甘えん坊で、ソファでゴロゴロしていると頭の所に来て箱座りをして撫でてくてるのを待っていたよね。

とにかく食べるのが大好きで大好きで大好きでどんなご飯も残さなかった。
夢ちゃんの腹時計はとても正確でキッチリ一時間で「次のおやつ~」って鳴いていたよね。

こんなに食に執着している子が一番先に居なくなるなんて、
全然、考えた事も無かった、予想外の出来事だった。
こんなにご飯が好きな子が食べなくなったのだから、
もっと病院を探して色んな先生に診てもらえばよかった。
病院がキライでももっと連れて色んな病院に行けば早くに解ったのかもと後悔している。

お顔が小さくて、緑色のおメメとお耳とが大きくて、
身体は漆黒、短いカギ尻尾がチョコンとついていた。
あんなに大きいお耳じゃ、渋谷の雑踏はさぞうるさかっただろう。
ウチは東京の田舎の住宅街だから静かに過ごせたんじゃないかと、これだけは自慢出来るね。

ちびネコが来た時も、「何なの?これは!」って寝ているちびネコを、
そーっと覗いていた。だって怖いものねぇ。静かーに音をたてないようにだよね。


近所の猫のブー太郎やアメショーのホセが窓に来ると、一番先に、フーッって怒っていた。
同じ猫族にはかなり強気だったね、夢ちゃん!

どんなに身体が弱っていても、食欲が無くても、
ご飯の用意でお皿がカチャカチャいうと、いつもの場所にスタンバイしていた夢ちゃん。

いつもと同じ!元気だと、確信してしまっていた。
病気だなんて思いたくもなく、いつも通りにご飯は完食するものだと信じていた。

特に若い頃の夢ちゃんは「魔女の宅急便のジジ」にそっくりだった。(シッポは短いけれど)
もちろん、年を取った今でもカワイイよ!



思い出は尽きない…。

夢ちゃんは今日の夢の中にある人になって出て来た。
「私、今の仕事を辞めようと思っているんです」
って申し訳無さそうに背中を向けてドアを開けて歩いて行った。

夢ちゃんはいつでも奥ゆかしい。
引っ込み思案な夢ちゃんらしい最後の連絡だった。

今度生まれて来る時は、もっとわがままな女になって帰っておいで。
夢のわがままなら何でも聞くよ。


奇跡は起きなかったけれど、私は夢ちゃんを守れたと思いたい。
夢ちゃんに出会えて良かった。
ゆめ!私はとっても幸せだよ。

ありがとうね。

夢解(yumetoki)

2010-11-04 07:31:09 | 
夢ちゃんは最後までひとりでがんばりました。
身体が動かないから「オシッコー」って鳴いて呼んだ。気持ちが悪くても我慢できた。
お薬もイヤイヤしながらもちゃんと飲んでくれた。本当に小さい頃からずっと、最後まで手間のかからない良い子だった。

闘病中も毛艶はとっても良くて綺麗だし、お花のようないい香りで。

抱っこは大嫌いだったけど、病気になってから薬を飲ませるついでに、ギュっと抱きしめる事も出来た。
抱きしめるとホントに良い香りがして幸せになった。

夢ちゃんが病気にならなかったら、きっと私が病気になっていた。
夢ちゃんが命をかけて教えてくれた。夢ちゃんは賢い子だ。

11歳と2ヶ月。人間だと68歳ぐらい。
私よりずっと年上できっと私の事を気遣ってくれていたに違いない。
余りにも私がダメなので、その命をかけて「今の生活のままじゃ早くに死んじゃうよ」って示してくれたんだ。

容態は急速に悪くなった。私が色んな事をやり過ぎるので、「もう、そんなに頑張ってもウイルスには勝てないから止めておきなさい」って夢ちゃんが言ったのだと思う。
足が動かなくなってから4日ぐらいは後ろ足だけ、また半日たったら前足も麻痺が来た。前足が動かなくなってその日の夜ご飯は食べたけど、翌朝のご飯はほんの少し舐める程度になった。お水はシリンジで口元に与えると飲める。午前中、ご飯を食べると気持ち悪いのか口をペロペロする。昨日夜は撫でると反応していたのにだんだんそれも少なくなって来た。

病気が判明したのが9月3日、今日は11月3日。
食欲がガクンと落ちてから約8ヶ月。病名が分かってから2ヶ月。

パソコンで調べてプリントした資料はファイル4冊になった。
でも、もう色んなキーワードを入れて、検索する事もなくなる。
ファイルの表紙は夢ちゃんが試験開腹してカラーをつけて退院して来た時に撮った写真。
これがまたすごくカワイイ。
子猫みたいにあどけない顔をしている、でも、その眼はすべてを悟っていたのかもしれない。
いつまでも覚悟を決めない飼い主が「死期」が近い事をわかるまで待ってくれているような眼差しだった。

この二ヶ月間の出来事は夢ちゃんが私に残してくれた、最後で最高の贈り物。夢ちゃんとの暮らした時間すべてが宝物だ。

ご飯の時間になっていつも通り胃薬を飲ませる。
頑固に口を開けない。今まではちゃんと開けたのに。
無理矢理手を入れて薬を置こうとしたら噛んだ。
と言うより閉じようとした所に私の指があっただけ。
後にも先にも夢ちゃんの牙の傷はこれだけ。
どんなに怖くても、決して噛みつく事のない優しい猫だった。



最後はご飯も食べなくなって、お水だけ3ml。



試験開腹したお腹の毛はまだ生え揃っていない。



抱っこの嫌いな夢ちゃんが、私の腕に抱かれて、安心して眠ってくれた。ありがとう。



11月4日、午前0時50分 永眠 享年11歳2ヶ月。


朝はこの秋一番の冷え込み

晴天

今でも、頭をなでると、ピクッと耳が動きそうな気がする。

首を伸ばして「気持ちいい」って言ってくれそうな気がする。

添い寝

2010-11-03 07:43:14 | 
昨日の夜は黒猫妹と一緒に寝た。

昨日の朝までは前脚は動いていたのだけど、夜はもう前脚も動かない。
自力でトイレにも行けなくなった。
ゴハンは抱いて身体をささえてあげれば何とか食べる。
ほんの少しだけどね。

「トイレ~」って「うにぁ~」って鳴いて、ほんの少しだけする。
もう腎臓の機能も低下しているのだと思う。

これからだんだん、意思表示も出来なくなってしまうのだと思う。

今朝のゴハンもめっきり食べなくなった。
だけど、薬だけはガンと拒否する。

「もう飲んでもムダだよ」って言われているみたい。

私の背中が、夜、突然にピシって痛くなったのが、多分10月24~25日あたりだったと思う。
その時に、きっと黒猫妹の中枢神経にウイルスが侵入したのだ。

わかっていても、何も出来ない。

未来を知る術はないのかな..............。


食べるモノ

2010-10-30 07:59:48 | 

最近、免疫オタクなわたくし。
ω-3脂肪酸とかオリゴ糖とか免疫力アップになるパーツ探しに余念がない。

免疫を勉強してわかったのだけど、リンパ球の中の免疫を調整する
ヘルパーT細胞(T cell helper)のバランスが崩れるとアレルギーになるという。

特に、T cell helper1(th1細胞)とT cell helper2(th2細胞)と言われる細胞の両者は複雑に連動し合っていて、
拮抗している状態であればアレルギーは起こらないらしい。

これがまた、ホントに複雑で抑制と亢進がビミョーに絡み合って調べれば調べるほどわからなくなる。

ざっくり言うと、この両者のバランスと、NKT細胞ってのが鍵だっていうのが最近の疑問と注目の種。

で、このth1細胞とth2細胞のバランスの比率は、腸内細菌層(腸内フローラって言う呼び名がカワイイよー)によって影響を受けるらしい。

猫の場合はこの腸内細菌である乳酸菌や乳酸桿菌が少ないらしい.................。
猫は免疫疾患の病気が多いって病院の先生が言っていたけど、この腸内フローラがもともと少ない事に関係しているのかもしれない。
造影剤を入れた黒猫妹の大腸を見たけれど、確か20cmぐらいしかなかったし、大腸が短い事も腸内フローラと関係があるのかもしれない。

常在菌の刺激によって、免疫を抑制したり亢進したりするタンパク質が出て、アレルギーになったり抑えられたりするという事だった。

これまで、ヨーグルトなど腸内環境を整える食べ物が免疫力アップに良いなどと言われても、
その理由が良くわからなかったのだけど、免疫オタクになって理論的に理解する事が出来た。

これはホントだ!



しかし.................、馬や猫には気を使っているけど、自分の食べる物はかなり偏っていたりして.................。
ヤバイヤバイ。