のこたん出没～～三重県 伊賀上野

　３月２４日夜、母から電話があった。　「今、ＯＯちゃんから電話があり、あんたの電話番号教えたからね。」

　ＯＯちゃんは高校３年間、偶然にも同じクラスだったのだが、そんなに仲良く騒いだりしたほうではなかった・・。
　体が弱くおとなしい子だった。

　１時間ほどして電話が来た。
　「明日から、そちらの方へ行くので会えないかと思って。」と言う。
　彼女の旅行のスケジュールを聞くと、会えるのは２７日（私のお休み日）の半日しかない。
　それも三重県の伊賀上野でだった。

　独身時代に行った事はあるのだが、あれから３０年・・・。
　時間的なことなども考えで行く事にし、から三重県のぶ厚い地図をかり出かけた。

　彼女との待ち合わせ場所は

　伊賀上野城なのだが、私の方が１時間以上早く着いたので、付近を散策。

　地図を見ていて思いだした。
　伊賀上野は松尾芭蕉さんの出身地なのだ。


　芭蕉さんの生家です。

　生家の裏には

　釣月庵がありました。（左の建物です）
　ここで処女句集【貝おほひ】を執筆したらしく、帰郷のおりはこちらで起居したそうです。

　　その後少々離れた所にある

　蓑虫庵へ行きました。　

　その後お城近くへ戻り、俳聖殿などを見学していると、彼女から「到着した。」と連絡が入り、高校卒業してから初めての再会をしました。

　高校時代の印象とは違って、とっても明るい彼女に変わっていました。
　３０年分の話をするには、時間が足りなかったのですが、連絡を取り合う事を約束して別れました。

　故郷の風に触れ、今日もハッピー満タンのです。