Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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夏の高校野球2009

2009年08月25日 02時29分17秒 | sports
いやぁ、人間諦めちゃいかんですな。

中京の強力打線に打ち込まれ凡ミスまで飛び出し一挙大量得点を許し、10対4で迎えた日本文理の攻撃9回表、2アウトランナー無し。エースはそれでも仲間の反撃を信じ、9階裏が来るのを信じブルペンで投球練習を続ける。大人の僕には、もう試合が見えちゃってて、そんな姿が逆に痛々しい。決勝戦で大差がついて、あまり盛り上がらずに終わってしまうケースも見たことがある。

しかし、日本文理が最後の意地を見せる。ボールを選び、臭い玉はカットし続け、連打を浴びせる。TVの前で思わず声を上げてしまう。気が付いたら10対9にまで追い上げている。「野球は2アウトから」なんて、負けそうなチームに最後まで頑張れ・・みたいな、ただの奇麗事の様な非現実的な言葉に思えて好きではなかったけど、本当に目の当たりにするとは思わなかった。若さって凄いな。仲間を信じたり、無心に当たっていける姿はやはり感動する。

同点の10点目を奪おうとする打球は快音を残すも、ライナーでサードのミットにきれいに収まってしまった。悔いはないだろう。良いものを見せてもらった。優勝した中京のエースがインタビューで「悔しい」と言って泣きじゃくっていた。破れた日本文理は清々しい顔をしていた。板東英二に言わせると「ただ投げて打って走ってだけの単純なスポーツ」野球。されど野球だね。今日みたいなのが有るから高校野球って見てしまうんだろうな。

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2 コメント

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凄かったですね (eitaro)
2009-08-25 13:11:15
私もみてました!
あんな9回2アウトからの攻撃を見たことありません。鳥肌がたち涙が出ましたよ。高校野球の伝説として永遠に語り継がれる試合でしたね。本当に勇気をもらいました。
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おぉ~ (SGURU)
2009-08-25 16:32:41
コメントありがとう。

もう、嘘やろ?!って感じでしたね。
自分もソロの途中で、「今日はダメだぁ。」と投げるのは止めます。って、俺は素人かい。(笑)
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