解散と皆既日食

麻生首相が解散を宣言した。

一様に外交には一定の評価は有るものの僕はいまいちピンと来ないし、いわゆる「ブレ」が多くて一貫性の無い政治手腕にかなりガッカリさせられた。でも、タイミングが悪い（遅すぎる）とは言え、今回の解散は唯一やった首相としてまっとうな事の様に思える。

これで、東国原知事の様な人気候補を立てたり、頭（総裁）をすげ替えて選挙を有利に闘おう・・てな考えが自民党でまかり通れば、国民にとっては即、政治不信に繋がるし、そんな事した所で政権を維持できるとはとても思えない。中川さんを始め、まだそういう考えの持ち主が健在と言う所が自民党のダメな所だね。

民主党もあと４０日ほどの間にオウン・ゴールで足元をすくわれる可能性も有る。政権奪取が目前となって、この国をどうもって行くか、明確なビジョンと確実なプランを国民に示さなけりゃ、「言うだけ大将」になってしまう。

ま、でも、民主党が不安であるとはいえ、自民党ってのはいつも長期政権に胡坐をかいて、自浄能力を失うのでこういう試練が必要だ。古い考えのセンセイ方にはとっとと引退してもらって、頭の良い有望な若手議員達を中心とした政党にスリム化してもらいたいものだ。あと、公明党は民主が政権奪取した際はどうするんだろ？これで寝返ったとしたら、あまりにもポリシーが無いように思える。



さて、今日は皆既日食。もちろんＴＶで観ていたのだけど、あいにくの曇り空。でも、やっぱり夜中みたいに暗くなるんだねぇ。暗雲立ち込め、まさに今の日本って感じがした。(笑)