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北海道・温泉めぐりの旅2017(道東編)/二日目・夜の部

2017年09月29日 13時07分56秒 | 
釧路市到着。ホテルにチェックイン。客室の窓から眺める景色は東京とさほど変わりが無い。今日は少し節約モードでビジネスホテルに泊まる。その代り、食事はちょっと贅沢に居酒屋巡りを。炉端焼きに行きたいな。


釧路市のシンボル「幣舞橋(ぬさまいばし)」。
釧路川の上に掛かっている。夕陽との写真が名物らしいけど、釧路湿原を堪能しすぎて、夕陽との撮影を逃した。十分ロマンチック。


ホテルのすぐ近くに「フィッシャーマンズワーフMOO」という複合商業施設があり、外に「岸壁炉ばた」のテントが見える。まずはそこへ。

大きなテントの中には網焼きの台が無数に並び、その脇には5店舗ほど並んでいる。まず奥でチケットを買い、現金の代わりにチケットを値段分それぞれのお店に手渡し、材料を貰って自分で焼く、もしくは調理されたものを持って来てもらうというシステム。超満席なので相席は不可避。僕の目の前には地元の自営業風の中年男性が二人で楽しそうに飲み交わしていた。まるで新橋。


まずはホッケ。
本当はこれから行く知床の羅臼で食べたかったけど、羅臼ではまた別のものを食べなきゃなので、取り敢えず。北海道は名産が多いので、食事のスケジュール調整も大変なのだ。しかし、この状態のホッケって初めて見た。わりとツルッとした肌で少しグロい見た目だったんだ。(笑)


焼けました。
脂ものってて身がほろっと取れて美味しい。でも、感動!というところまでは行かなかったので、余力が有れば是非羅臼でも食べてみたい。


こちらも名物のサンマ。
でも、これはイマイチだったなぁ。ここ最近、中国の漁船がオホーツク海の北まで来て、大量にホッケやサンマを獲って行くため漁獲高が非常に落ち込んでいるらしい。当然、質も落ちるとは思う。政府もこの状況を何とかして欲しいものだ。サンマは、やはり10年ほど前にツアーで気仙沼で食べたものの味が忘れられない。サンマの刺身を初めて食べたのも気仙沼。それほど新鮮で脂がのっていた…という事。震災後は行ってない(ボランティアとしては行った)けど、あちらでも色々状況は変わってるだろうな…と思う。


場所を変えてMOOの2階にある「港の屋台」へ。様々な種類のお店が軒を連ねている。うわ~!演奏後の打ち上げみたい!!


北海道に来たら必ず食べたくなる鳥ザンギ。美味い!
平たく言うと鶏の唐揚げ。「ザンギの横綱」って専門店が有って、色んなザンギ(唐揚げ)が食せる。やはり相棒は「サッポロ・クラシック」でしょう!北海道限定のこのビールはやはり美味い!


性懲りもなく牡蠣にトライ。仙鳳趾(せんぽうし・厚岸の西)産の生ガキ。一個しか無い…と言われて迷わず注文。美味しかったけど、なかなか感動には至らない。難しいものだ。


これはご当地名物の「サンマンマ」。
にぎりの上にサンマのかば焼きが乗っている。うん、これは美味い。鰻の様にかば焼きにされてはいるけど、しっかり後から秋刀魚の風味が追っかけてくる。


お店を変えよう…と釧路の街を散策する。「酒場放浪記」の様で楽しい。
釧路の有名店、その名も「炉ばた」という店に行ってみたが、予約がないと入れないほどの盛況ぶり。諦めて違う店を検索。


結局、ぐるっと回って元に戻ってMOO近くの「炉ばた煉瓦」に。内装はファミレスっぽいけど…。(笑)


いきなりド~ン!!イクラちゃんです。
生醤油漬けと塩イクラの二種類の軍艦巻き。これが、もう絶品!!特に塩イクラは全く臭みもなく爽やかささえ感じる。やっと「道東に来た!」感が僕に押し寄せてきた。


続いて、鮭のハラス。
これまた、絶品!!脂ののりが半端無い。あぁ、まだまだ食べたい。ホッケからやり直したい。しかし、サッポロ・クラシックを何杯も飲み続け、様々なメニューを走破してきた僕に限界が訪れた。はち切れんばかりの腹を抱え、呟いた。「終わらない祭りはない。」

ここで、今夜も一人反省会。去年も小樽で経験したじゃないか。フードコートより、外で一店舗ずつ勝負しているお店の方が営業努力を余儀なくされ味が勝っている筈。もちろん、フードコートでも営業努力を惜しめばテナント契約が解除されるリスクは有るわけだけど、観光客が間違いなく寄ってくれる…という甘えは無くはないと思う。常に最高の食材選びや調理の腕を極めている店はフードコートの外にこそ求めなければならないのでは?…と、リサーチを怠った自分を強く責めるに至る。まぁ今回は、どの店も美味しいものも有って決して不味いわけではなかったし(そういえばMOOで食べたホッケが最も安かった。)、本日最後の店は最高に良かったし、街歩きも楽しかったし、これはこれで良かったとしよう!


そして宿に帰ってきた。本日の宿「パコ釧路」。
驚くなかれ、ビジネスホテルとは言え、天然温泉で屋上には露天風呂も完備。


カルシウム・ナトリウム塩化物泉。pH8.48、源泉温度28.8℃。しっかりとした塩味。冬に浸かると保温効果とか楽しめるんだろうなぁ。疲れたビジネスマン達と肩を並べて入浴してると、北海道旅行から一瞬離脱した気分になる。(笑) 

今日は長距離運転したし沢山歩いたし疲れた。明日は根室、納沙布岬を目指す。走行距離150㌔、2時間半ほどのドライブ。…早く寝よ。w




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