マウスピース/オット・リンク６☆

回りまわって、初期設定に戻ったって感じ。このマウスピースは僕が大学１年生の時に３年の先輩から買ったものだ。かれこれ２４年前？？（これ買った頃に生まれたくらいの子と最近共演してるっちゅうに。苦笑）　開きが小さめなので初心者向きである。

この他にオット・リンクは同時期のラバー９番、１９３０年代（？）のメタル、そして、先日買った９０周年モデル。お気に入りのヤナギサワのラバーを中心にあっちへフラフラ、こっちへフラフラの浮気人生。ちなみに、僕のマッピ・コレクションはこちら。

今日は練習していて、胸が痛くなってきた。元々、気管系が丈夫でないくせに、こんな楽器を選らんでしまったのだが（まぁ、練習のお陰で肺が強くなった部分は有るけど）、練習しすぎると時々こう言う事になる。なるべく負担をかけないようにしなければならないのだが、ついつい音色中心に考えると抵抗感のあるものを選んでしまう。最近はヤナギサワに古いロブナーのリガチャーを後ろのほうで止めるってのがマイ・ブームだった。僕の体力の問題も有るのか、最近、少し音が硬めになり、そのせいで、ビート感もレガートに聞こえない事が多く、少し悩んでいた。

体力UPのために走り込みをするか？　軽いセッティングにするか？

二者択一で僕が迷わず選んだのは後者。(笑)　そして、リンクの登場である。吹き始めたら、最初、あまりの軽さにすっ転ぶ感じ。でも、すぐに慣れて来る。軽いセッティングにすると、それに慣れ過ぎて、身体をあまり使わずに演奏する癖がつきがちだ。気を付けながら、身体全体を使ってホーンに息を吹き込まなければならない。音量はどうしても落ちてしまうが、ビッグ・トーンを出すための何らかのコツが有る筈だ。低音は出やすいし、音色も柔らかくて気持ちよい。９０周年モデルも吹き方によってはこんな感じでまとまるのかもしれないけれど、このマウスピースのサイズが小さい分、簡単に音がまとまってくれる。やはり「楽」なのが一番のようだ。

まぁ、またそのうち、我慢できなくなって浮気が始まるのだろうけど、とりあえず暫らくはこれで。今日は本当は現場で試したくて、深夜ジャムに行こうと思ったんだけど、今日はやってない模様。う～ん、明日はマンハッタンでやってるけど、明後日は朝からレッスンだしなぁ・・。うちで練習して慣れるしかないか。

ちなみに、このマッピで演奏した数少ないライブの模様がこちら。随分前に、この頃も思い出したように引っ張り出して、いきなりライブに使ったわけだけど、まだ慣れてなくて使いこなせてない感がある。その後、なんで使うの止めたか、全く覚えてないってのが、僕の学習能力の無さなんだろうな。(苦笑)