Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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音楽系ドラマ

2011年02月08日 02時53分30秒 | entertainment
今、「ベートーベン・ウィルス」って韓流ドラマにハマっている。弱小市民オーケストラに大物指揮者が客演、その指揮者にみんなが振り回されるってのが話の出だし。ちょいと「のだめ」を思い出すが、やはり音楽系のドラマって面白い。

それで思い出したのだが・・

少し前になるが、「ヴィットリオ広場のオーケストラ」 というイタリアのドキュメンタリー映画を見たのだが、これが結構面白かった。ローマ在住の外国人でオーケストラを作るという話だけど、市民楽団の割にプロデューサーの要望がメチャクチャ厳しく、オーディションでバッサバッサ切り捨てたり、「明日までにインド音階を覚えろ。」とか、もう物凄く熱い。(笑) 団員も要望に応えられない者は、あっさりクビ・・。最初はてっきり、クラシックのオーケストラを作るのだと思って観てたら、結局、最後に出来上がったのはウエザー風・民俗音楽フュージョンだから笑えた。これが結構、良かったんだけど。

それから、最近、近所の増原氏にDVD借りて観たのが「風の前奏曲」というタイ映画。ラナートという木琴の様な民族楽器の天才奏者の生涯を描いたもので、微笑みの国らしく、ほんわかした映画なのかと思いきや、その殆どが演奏バトル!(爆) 物凄いハイスピードで早弾きしてバチが折れたり、腕が痙攣するまで戦うのだ。「俺の時代は終わった。お前に音楽の未来を託す!」などのど根性系のセリフが出てきたりで、とてもココナツミルクが大好きな人種とは思えない熱さである。タイも戦争により、急激な文明化が進み、丁度、明治時代の廃仏毀釈や中国の文革的な偏った運動が起こり、伝統文化が絶滅の危機にあった事をこの映画は教えてくれる。年老いた主人公が、息子の買ってきたピアノ(明らかに外国から入ってきた文明化の象徴)を見て苦虫を潰したような顔をし、それに戸惑う息子。その息子に「弾いてみろ。」と言う。ピアノを弾く息子に背を向け、何をするのかと思いきや、おもむろにラナートを弾き始めピアノとジャムるシーン。良かったなぁ。音楽には関係無いのだ。

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2 コメント

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Virusつながり (ひろこ)
2011-02-08 22:50:18
風邪が昨晩から悪化して、今日病院行ってきました。薬を飲もうと何気なくTVをON。
「ベートーベンウィルス」やってました。。
思わず、あの、素晴らしい「豚肩ロースのオイスター煮」が食べたくなりました。
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ありゃ~。。 (SGURU)
2011-02-09 01:58:15
風邪引いちゃいましたか。お大事になさって下さい!

病気療養中は流石にあのメニューは僕にはキツかったです。(笑) 栄養たっぷり摂って早く元気になってくださいね。非常食有りますかぁ?
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