ふ～ん、そういう風に思われてたんだ・・

最近、仕事は順調なんだけど、私生活は悲しい事ばかり。益々、人間なんて信用できなくなってきちゃう。

2ちゃんねるで、こんなトピを見つけた。まぁ、２ちゃんねるで悪口書かれる事には慣れてて、後学のためにも読んどこうとは思うのだけど・・。やはり、マゾだね、俺。

確かに、生徒さんに、突然「やめたいんですけど。」と言われることは有る。レッスン後に言われる事も有れば、レッスン前に言われる事も有る。ま、このケースだと、レッスンの冒頭に告知されたんだろうな。でも、そういう生徒さんが、その日のためにしっかり練習してきたケースは殆ど無く、モチベーションが保てなくなったとか、仕事が忙しくて練習が追いつかなくなったなどの理由を添えて辞意を述べる場合が多い。

人にはそれぞれ事情が有るし、本業が優先される事は百も承知しているので、練習が出来なくなったってのを咎めた事は無い。むしろ忙しい中、一生懸命練習してくる生徒さんには逆に尊敬の念を抱く事さえある。

僕のレッスンはカリキュラムが有り、それに伴う練習が必要になってくる。練習してきたのなら、その日はその成果をしっかり見させて頂く。でも、辞める辞めないにかかわらず、練習してこなかったら、その日のレッスンは喋るしか無いじゃないですか。でも、喋るって言っても無駄話はした事が無いと思うけど。練習する気が起こらないなら、「どういう風にモチベーションを上げるか」等、精神的な話が多く、決してレッスンに来て無駄だったとは思わせない様に努力はしてるつもりだ。お金を貰っている以上、そっち（教える事）でもプロの自覚は有るし。

辞めない様に説得されたと書いてあるけれど、恐らく、かなり良いところまで進んでいて、ここで辞めたら勿体無いよ・・って話をしたんじゃないかな。やってみて、すぐに「あ、この先生合わない」と思われることは当然有るので、その場合はあまりお引止めしない。（そのために、体験レッスンも用意してるんだけど・・）

カネズル・・、う～ん、確かにこのご時世で、演奏での稼ぎは、どのミュージシャンも同じ様に波が有るから、生活を安定させるための大切な仕事であるとは思っている。ただ、これまでに、バークリーやジェリーのレッスンで学ぶために、相当な額の投資をして来た事や、また、ただ学ぶだけではなく、実践に於いて重要だと感じた事にフォーカスして、自分が相当な時間を費やして練習して来た結果、「これは無駄だった」と感じた事は、生徒さんには強要しないようにはしていると言う事で、技術料と時間的な拘束料を戴くのは当然だと思っているのだけど・・。自分の仕事や練習時間を空けて、生徒さんをお待ちしているので、「話だけだったらカネ返せ」と言われると、ちょっと厳しいですね・・。

「袖振り合うも他生の縁」という言葉が有るけど、辞めた生徒さんで、今も連絡を取り合ってる方はたくさん居る。そういう方は、結構、僕の事を慕ってくれていて、一生のうちの短い期間だけど時間を共有でき、一生懸命教えてよかったなぁと思うのだ。まぁ、書き込んだ方のように考える人も中には居るわけで、自分が如何にパーフェクトではないんだというのを思い知らされる。どんな出会いでも必然だと考えるので、無駄だったと言われるのは本当に悲しい。