明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。この写真は初日の出ではありません。紛らわしくてゴメンなさい。

先日、年中行事の一つ、「三浦半島に寿司を食いに行く」をしてきました。その後、葉山マリーナに行くのも行事の一つなのですが、途中に海辺の雑貨屋が有り、そこの景色が最高です。という事で、写真はサンセットです。


富士山も見えました。

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年末年始は久しぶりに故郷の神戸で過ごしました。
今後、ちょくちょく帰ることも有ろうかと、今回は節約して深夜バスで帰りました。新宿２２時発、三宮８時着。もう二度とやりません。(苦笑)　身長１８４㌢の僕には無理でした。軽いエコノミー症候群になり、いまだに右腿の付け根に神経性の激痛が走ります。結局、行きも帰りも全く睡眠は取れなかったし・・。

朝霧駅に着きました。子供の頃から見てきた瀬戸内海。どうしても、眺めたくなりました。

お祭の時に、この歩道橋に人が溢れかえり、将棋倒しで何人もの人の命が失われました。故郷を思い出す時、地震の次に蘇る悲しい記憶です。


今にも泣き出しそうな天気と淡路島。
朝霧駅はこの浜辺の真後ろに有ります。毎日、通学の時はこの景色を眺めていました。天気の良い日は穏やかに、この日の様に荒れた天気の時は厳しい表情を見せてくれます。この景色が大好きでした。「ウェザー・アイズ」という僕のデビュー作に入ってる「Wave, Wind & Water」って曲はこの景色そのものです。万葉詩人になった気分です。(笑)

新年は年越し蕎麦を妹と作ってるうちに知らない間に迎えていたし、予定していた、師匠やら友達へのご挨拶も、する暇がなく、結局、母の世話やらでバタバタと過ごしました。気が付いたら、もう、東京に帰る日。


「最後くらい、腹一杯食べさせてやりたい。」という母の親心で、元町に中華料理を食べに行く事になりました。南京町です。


東京の人には横浜に見えるでしょう？僕には横浜が神戸に見えるのです。(笑)　この門の近くにデパートの大丸が有り、そこのレストラン街でご馳走になりました。上品な味で美味しかったなぁ。普段、お下劣な脂っこい中華ばかりなので。ま、それはそれで「エスニック」っぽくて好きなんだけど。

バスの時間まで三宮の街をウロウロしました。いつも、ツアーで来る時は、中々そう言う事が出来ません。


三宮センター街。
当時オシャレな感じだったのですが、よくヤクザやヤンキーも歩いてました。関西の最先端ファッションと裏社会のサブカルチャーを同時に味わえる、大変、人生勉強になるストリートです。僕は高校時代にこの近くで「中ラン」と「エントツ」というヤンキー定番の学ランを買い、数年後には一転してバブル期全盛のDCブランドを物色しに来ました。ヤンキー高校で「生き抜くため」と坊ちゃん大学で「モテるため」という二つの全く異なるモチベーションが、この界隈を歩くうちに蘇ってきました。ま、今やってる音楽も似たようなもんです。(笑)


三宮で最も頻繁に訪れた場所です。
右手には昔、「木馬」というジャズ喫茶が有り、僕がコルトレーンを初めて聞いたのもそのお店。高校生の頃、ジャズ好きの友達とほぼ毎日通い、喋ってるとマスターに「シー！」って怒られる。エルビン・ジョーンズ＆ジャパニーズ・ジャズ・マシーンもここに来た事が有って観に行ったんだけど、超満員で入れなくて、暫らく外で聞いてたなぁ。

写真正面がセンター街で、ビルの上に「Mr.Jacket」っていうレコード屋が有って、ジャズの輸入盤が広い店内に果てしなく並んでいました。それでも見つからないレア盤は、更に取って置きのマニアックな小さい店が数軒有って、そこに探しに行く・・ってな事を高校生の頃からやってました。お陰で、定番と呼ばれる名盤を、逆にあまり聞いた事が無いんですよねぇ。(苦笑)

震災やら不景気で、こういう店がもう無いのは本当に寂しいです。


三宮北口のバス停の辺り。
ここから北側（山側）に夜の街が広がります。僕が大学時代バイトしてた「さりげなく」っていうジャズ・バーもこの近く。あそこでも色々勉強させてもらったなぁ。この辺の居酒屋でもバイトしたし、ヤンキーに追い掛け回されたりもしたし。昔の「サテンドール」にはレイ・ブラウンのトリオが来て、僕の目の前で演奏して感動したし、高校時代から通ったチキンジョージでは日本のフュージョン・シーンを目の当たりにしていた。歳ごまかしてビール飲んでフライドチキン食って・・美味かったなぁ。


とまぁ、こんな、正月でした。
帰りの深夜バスで完全に疲労でノックアウトされ、３日に帰ってきましたが、殆ど布団の中で過ごしました。４日に寿司＆焼肉で豪勢に新年会。元気は出たけど・・う～ん、早く社会復帰せねば・・。(苦笑)