柿の葉すしを食べました。

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ひな祭りにちらし寿司のご家庭も多いと思いますが
うちの男子はあんまり好きじゃない・・・
うちは奈良の名物『柿の葉すし』を食べました。
千本桜で有名な吉野山で昔から作られている
柿の葉すし。
さけ、〆さば、たいを香りの良い柿の葉でくるんである
かわいいお寿司です。
お祭りごとには欠かせないそうです。



前にスノボでお世話になっている
長野県の白馬村ペンションのオーナーさんに
奈良のお土産にと持っていったら
とても喜んでくれました

柿の葉すしの有名なお店はいろいろありますが
うちは『たなか』が好きです

デパ地下でも買えますが
本店（五條）まで足をのばしてきました～。
大きなお雛様が飾ってあって高級感がありました。




その昔、伊勢、紀州の海原でとれた鯖は峰々を越えて吉野にはこばれてきました。
その間魚が傷まないようにとお腹には大量の塩が詰めこまれていました。
吉野の山里につく頃にはほどよく塩がまわり
これを薄くそいでご飯にのせたのが柿の葉寿司のはじまりといわれています。
漁師たちは、漁網に虫や貝がつかないようにするため柿渋を吉野の山から持ち帰り
吉野の人々は、その渋柿の葉でご飯と鯖を包み柿の葉寿司をつくりました。
海の無い奈良県民の考えた郷土料理の一つですね。