海ゆかばは日本の国民歌謡であり、大伴家持が詠んだ長歌の一部を抜粋しメロディーをつけたものです。
平安の世の時代から、日本人が持っている気概は今も変わりません。
神様が造られた素晴らしい国、日本を讃える歌です。
最初1880年に作られたメロディーは現在のものと異なり、天長節などに近いものでしたが、その後信時潔によって現在のメロディーが作られました。
当初のメロディーは軍艦行進曲の間奏で歌うものです。
海ゆかば 水漬く屍
山行かば 草むす屍
大君の辺にこそ死なめ
かへりみはせじ
山行かば 草むす屍
大君の辺にこそ死なめ
かへりみはせじ
これは軍歌だ、という方もいますが、海ゆかばは軍歌ではなく、鎮魂歌でもありません。
天皇陛下のため、ひいては日本のためならば、命を投げ出しても悔いはありませんという覚悟を歌ったものです。
普通の日本人であれば、この素晴らしい日本という国が危機にさらされたならば命を徒してでも守りたいと思うのが当然のこと。
海ゆかばを普通にテレビなどで流せる日が来て欲しいですね。