日本の軍歌、唱歌

日本人が歌い注いできた軍歌、戦時歌謡、唱歌などをご紹介します。

▪️蛍の光▪️知らないと思うけど歌詞は4番まであるよ

2019-12-17 08:46:51 | 軍歌、戦時歌謡など
▪️蛍の光▪️

皆さんは蛍の光を知っていますか?
と聞くと、「小学校で習うわ当然やろ!」と怒られるかもしれませんが、実は知っている人しか知らないのです。

歌詞が4番まであることを。

とりあえず見てみてください。↓

1.蛍の光 窓の雪
書(ふみ)よむ月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
明けてぞ けさは 別れゆく

2.とまるも行くも 限りとて
かたみに思う 千万(ちよろず)の
心のはしを ひとことに
幸くとばかり 歌(うと)うなり

3.筑紫(つくし)のきわみ 陸(みち)のおく
海山とおく へだつとも
その真心は へだてなく
ひとつに尽くせ 国のため

4.千島のおくも 沖縄も
八洲(やしま)のうちの 守りなり
至らんくにに いさおしく
つとめよわが背(せ) つつがなく
 

はい。
「国のために尽くせ」とか領土問題的な歌詞が出てくるので歌われなくなったと考えられます。

4番は日清戦争や日露戦争後に領土が変わるたび、台湾や樺太などに歌詞を変えて歌ったそうです。
また、Wikipediaによると3番は
つくしのきはみ みちのおく
わかるゝみちは かはるとも
かはらぬこころ ゆきかよひ
ひとつにつくせ くにのため
でしたが、「かはらぬこころ ゆきかよひ」が男女の心を歌ったものでは、という指摘が入り変更されてしまったようです。

4番の「つとめよわが背」の「背」は夫とか兄とかの訳がありますが、3番の流れで「夫」という意味にすると、男女が一筋に恋を実らせる&家族となり一筋に国に尽くす感じが出て素敵だと思うのですが…

ま、とにかく、共に学んだ学友が卒業してみなそれぞれの道を歩むことになりバラバラになっても日本という国のために心をひとつにがんばろうではないか、という涙が止まらないほどいい歌詞です!!
歌いましょう!!
4番まで!!笑