のびのび

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約ふた月ぶりのGMキャノンレポート

2008-10-21 23:54:59 | 模型のこと
一応細々と細かいところに手は入れてたんだけど、他にも色々あったりしたんですっかり放置でしたが
昨夜ROのチケットも切れたんで、ようやく続きを

実はこれまたモデグラ誌の募集に送るつもりだったんだが、既に塗装に入ってないとヤバいような時期だったりするんだぜ
途中ほとんどひと月くらいいじってなかったからなぁ

キャノン砲基部をどうするかはちょっと考えたのだけど、結局こういう形になった

まず、元キットの構造上削られてるが、本来下側は後ろ側も前と同じく半円のドラム状になってるはずなので積層プラ版削ってそれっぽい形にしたモノを

接着。
また、元キットで接続軸になってる湾曲したスライド板を切除して、キャノン砲側に接着して残りの穴もパテで埋めた

で、本来ここは構造上スイング軸はこのドラムの中心に来るハズなんだが(MGやHGUCのガンキャノンなんかはそうなってる。こいつの場合も本来は砲身部に軸が来る。その場合は構造もガンキャノンとかと同様、砲身側にポリパーツ内蔵しないといけない)、設定画(キャノン砲だけのものが存在する)では最下部のバルジ中心に軸があり、元キットもそうなってるので、それに倣うことに(実はドラム状パーツはスライドレールなので、下端に可動軸用のバルジがあるということは、ドラム状パーツに意味が無かったりする。が、まぁ宇宙世紀の話だしなwきっと何か意味があるんだろう)
固定用フレームに板(ランナータグ)を貼り付けて、中心にポリパーツに合うよう3㎜穴開け
キャノン砲側はポリパーツ入るように四角く切除

径がちょうどいいのでランナー(3㎜系)を適当な長さに切って、接着(しっかり固定できるようにキャノン砲側に穴開けて通してある)

ポリパーツと組み合わせるとこんな感じ。
キャノン砲はひとまずこれで完成。(まだ砲先端パーツつけてないが)
これで基部を胴体に挟み込んで固定した後、キャノン砲をつけることができる


実は頭部は以前増設した後頭部アンテナ基部ユニットが若干左右ズレてたので、画像の位置で切断して平らにならしたんだが、おかげで他の作業性も高くなった
ついでにこれで上半分先に接着して、カメラパーツが隙間から入れられれば後ハメできていいんだが、まだ未検証。無理ならマスキングだな
なお、書いてなかったと思うがHGUCの頭部は下に絞られてるが、キャノンの頭部は下部は垂直でそこに後頭部ユニットが繋がるので、パテでラインが繋がるよう修正した
ガンキャノンみたいに後頭部ユニットが独立してればもっと楽だったんだがなぁ


以前てっちゃん複製して、形状修正したものに、HGUCキットの手首からもいできた軸を固定するべく、真鍮線で軸打ち

左右握り手とHGUC旧ザクの武器持ち手を修正したモノ
旧ザク手は丸指だけど、イマイチ全体にカクカクしてるのでパテ盛ってより丸く
(親指付け根と甲の間もキットのままでは隙間が空くのでその修正も)

手の腹もてっちゃんに比べると丸みとボリュームが足りないのでパテ盛り

胴体側のキャノン砲基部は、前側はMSVキットのを使うが、後ろ側は単純な形なのもあってHGUCを削ってプラ版で繋ぐ事に

MSVだと構造上の問題もありここから中が見えたが、こっちは塞いでも問題ないので下の方まで伸ばして仕切り板にした

下側も同様に仕切り板を作った
この下側の仕切り板がキャノン砲基部フレームパーツを挟み込んで固定の助けもする(前側のダボで接着はしてある)
また、腹部パーツ詰めたため、胸部との接続部に隙間が空いてしまったので現物合わせで削りつつプラ版で埋めて調整した

(他にも書いてない細かい作業は色々あったが)ここまでやって、ほとんどの大きな作業は終わってた事に気づいたので、一旦仮組み




後頭部伸びたのと右肩外装フレームがGMより近いため、干渉してろくに上向けないのが発覚

とりあえず胸部を接着してさらに成型

なんかキャノン基部外装フレームが曲がってるような気がするが・・・・見なかった事にしよう
あと、首との干渉を減らすため、上部を若干削って高さを抑えた

下から見るとこんな感じ
MSVパーツ側は腹部との隙間気にしなくて良かった模様
しかし、この構造だと肩内部にスイング構造のあるガンダムや他のGMバリエだと無理だなぁ

なお、HGUCは胸部も若干下に絞られてるのでパテで前部から繋がるよう平らに修正
継ぎ足したプラ版との継ぎ目は黒瞬着で埋めてるが、表面処理がまだ甘いな


腹部はキャノン砲基部と干渉するため、胸との接続用ダボを右側は根元からほぼ丸ごと、左はダボのみ切除

下側はせっかくポリキャップの接続90度変更したのにクリアランスが無くてほとんど動かなかったので、胴体下の後部を削ってクリアランス確保した


足首は傾けた時、軸の隙間が気になったのでパテで隙間が外から見えないようにちょっと埋めた(おかげで左右の可動範囲は減ってしまったが、逆に傾ける事は無いからまぁよし)
あと、スリッパ部分に少し段差をつけたかったが、いい方法が思いつかないのでたぶんこのまま
(元々はこの段差が大きすぎて嫌だったからパテ盛ったんだがなぁ~)


というわけで再び仮組み(ガムテはパテ練るトレイに使ったのが写りこんだだけで意味はない)


肩フレーム若干(ホントに若干)低くしたのと後頭部下部も削り込んだため、後頭部の干渉は若干減った
(それでも上は向けないが・・・・これは後頭部自体が左右ともに干渉するので仕方ない。解消するためには後部への張り出し自体減らすとか首伸ばすとかしないとダメだな)

胴体下後部削ったおかげで、胴体はここまで仰け反らせることが可能に
ガンキャノンの「撃てよ~撃てよ~撃てよ~」ポーズまではいかないが、近い感じはできそう

あとはバックパックくらいかな
腰のVマークは複製したものから削り取ろうとしたら砕けた・・・・やはり弾性の無い素材は難しい・・・・というわけで現在プラ板から作成中。プラ角棒あれば若干楽かと思ったが、確かどっかに埋まってるはずなんで、わざわざ買うのもなんか悔しくて結局プラ板から削りだした
しかしコレも削り出しに失敗したらもうVマークは無しにするわ・・・・

実は当初予定では、こいつは8-9月に余裕で完成して、今頃はHGUC使わないMSVGMキャノンの改造(そういうのも作るつもりだった。構想としては胴体詰めたりしてプロポーション変更、関節をアフターパーツに置き換え・構造見直しとかそんな感じ。モデグラで連載してるFAガンダム改造記事に近いような事)やってるつもりだったんだが、世の中ままならぬものよのぉ~