のんべがぶえ土佐便り

人生の三本柱はズバリ!家族・音楽・ビール。
土佐の高知より、愛をこめて。

服部先生のお言葉

2013年10月10日 | 音楽
22年ぶりにカンタータ198番を演奏するにあたり、
芸大カンタータクラブの22年前の演奏会プログラムを
夫が引っ張り出してくれました。
最初のページに、服部幸三先生のお言葉が。

(以下、部分引用させて頂きます)
寒いさかりのヨーロッパの北国で、バッハのカンタータを歌い終わった人たちが、
聖歌隊席から下りてくる時の心のほてりに上気した顔だちを忘れることができません。
温かいスープでも飲みに行くのでしょうか。冷たい霧のもやう街筋に
三々五々と消えていく彼らの後ろ姿は、いかにも幸せそうでした。
バッハとは何かと言えば、そうした心のほてりと幸せを誰にもまして与えてくれる音楽家なのだと、
ひと口に言えるかも知れません。

22年の時を経て、先生に感謝申し上げます。

コメント (2)
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