のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

エージェント・マロリーを観た(ちょっとネタばれ

2019年04月04日 03時50分28秒 | 映画/DVD


こんな時間ですが(´・ω・`)



ワタクシはその筋はとんと疎いのでwiki情報ですが、主演のジーナ・カラーノはアメリカ総合格闘技家で、2006年頃から2009年頃まで活躍していた人。その実力に加え美貌、プロポーションの良さで人気を博し、活躍の場をスクリーンにも広げたようです。

「ワイルド・スピード」やTVドラマ「Almost Human」にもゲスト出演を果たし、あの「DEADPOOL」にも登場するなど、女優としても頭角を現し始めました。

そんな彼女の主演第1作がこの「エージェント・マロリー」です。監督はスティーブン・ソダーバーグ。「セックスと嘘とビデオテープ」や「オーシャンズ11」、同13など本数は多くないものの作品の多くがヒット作となっています。いったん映画界から遠のいたものの「ローガン・ラッキー」の撮影を機に復帰したとか。



とある田舎町のレストランにやってきた女、マロリー。だが遅れてやってきた男と乱闘になり、争いを止めに入った地元の男とともにその場を去る。その道中、彼女の口から語られた過去の仕事の話。途中、検問で州警察に捕まったがなんとか逃げ出し、かすかな情報の糸を巧みにたどり、騙しあい化かしあい敵が味方に味方が敵になるなか、彼女は鍛え抜かれた身体を武器に敵を追い詰めていく



見終わった直後の感想は「こいつアントニオ・バンデラスだったのか」っていうぐらい気づきませんでした(´・ω・`)

それはともかく、脇を固める俳優陣がまた見事。アクションで引っ張りだこのチャイニング・テイタム、アクションできるのにその役どころではないアントニオ・バンデラス、ちょっととぼけた表情のユアン・マクレガー、言わずと知れたマイケル・ダグラスなどなど、俳優の無駄遣いともとれるなんだかすごい熱の入れようです。

しかし、この映画はジーナ・カラーノのアクションを見るための映画です。というと語弊があるかも知れませんが、彼女のアクションをクローズアップしていることは間違いないでしょう。鍛え抜かれた身体、と書きましたがまさにそれはジーナ本人の身体です。一説にはスタントをほぼ使ってないとか。実践に裏打ちされたアクションは観ていて気持ちがいいものです。

まあ、ちょっとマロリーが強すぎる(というかいわゆるぼくのかんがえたさいきょうの女スパイ)という評もあるぐらい出来過ぎなところもあります。予定調和過ぎると言えばいいのでしょうか。もうちょっと起伏に富んだ映像でもよかったと思います。

マロリーが街中で追跡者を躱すシーンなんかは見入ってましたし、人の声だけ消した最初のミッション回想シーンなんかはやるなぁと感心しました。にもかかわらずこの映画があまり派手な印象がないのは、スパイ映画必須(?)のカーチェイスがほぼないからでしょう。ジェイソン・ボーンシリーズなんかでは必ずと言っていいほど(結果的に)派手なカーチェイスが出てくるのですが、この映画はカーチェイス含め派手に何かを壊すような演出はないので、淡々と物語が進む印象です。それがいい味出してると思うのですが、昨今の派手目の演出に慣れてしまうと物足りないと感じるかも。

ストーリー的に、あるいは作品的に続編があっていいと思うんですが、2作目の「ブライド・ウェポン」は全く別のお話みたいですし、期待できなさそうです。結構好きなんだけどなこの映画。



ちなみに、この作品の予告ムービーで、「女セガール」とか言ってましたけど、映画の中では実際顔立ちがスティーブン・セガールにほんの少し似ているという…。でも彼女は、ニカッと笑った顔がチャーミングだと思うのです(´・ω・`)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿