さようなら原発・町田の会

11月11日に結成となる、町田の脱原発の連絡会です。

吉原講演に200名が集まる!

2012-06-30 09:34:07 | 日記

 6月28日(木) 町田市民フォーラムで、私達が開催した「企業からの脱原発」講師吉原毅(城南信用金庫理事長)講演会に、会場一杯の200名が集まってくれました。

【講演の一部を紹介します】

 地震の対応で大童だった時に、理事長室のテレビで爆発が報じられた。外資系の会社、関西に新幹線で逃げた。われわれは何も知らされず、12日には神奈川・東京に放射能が降った。しかし、新聞は、テレビは、「原発は想定外。止めるわけにはいかない」と言っていた。日本を代表するエリート集団の東電が、まったくひどい。匿名だが、原発がなくなったら昭和三十年代に戻るとの報道も。マスコミはいったいどうしたのだろう。

 原発、言われていたように安全で経済性の高いものだろうか。金融機関の仕事は、健全な未来をつくるための、現在と未来の貨幣の交換。資金繰り、採算性。原発は「しり抜け」のシステム。国民から税金、電力料金として徴収できる。

 責任を問われないから無責任。リスク、コストを考えなくていい。これを抜いて採算性を考えればいい。原発三法で、新たな原発を建てなければやっていけなくなる。交付金、補助金のお金が、コスト計算されていない。廃炉費用がコスト計算に入っていない。広島原爆と同じウランを大量に消費。使用済み核燃料の処理方法がない。なので、発電所の敷地内に保管しているが、敷地内に入りきれなくなっている。ゴビの砂漠に埋めるというひどい話もあった。トイレのないマンション。

 天文学的な費用があとの世代に回ってくる。

 信用金庫、社会貢献企業。まず、地域をよくするために、安心して暮らせるようになるために。9月まで30%節電、ノーネクタイでクールビズはじめた。乗り切れることを実証した。各企業でも。われわれもやりますから一緒にやりましょう。


6・29 大飯原発再稼働反対首相官邸包囲デモに参加しました

2012-06-29 21:40:47 | 日記

事務局の柴田です。

本日首相官邸前で行われた、大飯原発再稼働反対デモに参加してきました。

ツイッター等で10万人の市民で首相官邸を包囲しようと呼び掛けられました。

私が到着したのが、18時40分ごろ。その時には国会議事堂前駅から首相官邸すぐ近くの出口から人が混み合ってて出れず、遠回りをし、デモ隊に参加しました。

首相官邸周辺は人・人・人!

「再稼働反対!」と叫び、各々がプラカードなどを使って訴えたり、ipadで画像を加工して流している人も何人かいました。

今の時点で、何万人の人が参加したかわかりませんが、マスコミも各社来ていたので、この声をしっかりと報道していただきたいものです。

動画をYoutubeにアップしたので、行けなかった方はこれを見て、再稼働反対の思いを共有しましょう

http://youtu.be/GCUU9F_bvDE


体育館脇の雨どい下土壌が高汚染していた問題

2012-06-27 13:44:48 | 日記

 3月議会で共同して請願を出した窓口の瀬尾さんからのメールです。
 以下の文をお読みください。
 請願が活かされず、市民の通報のみで動く町田市の姿です。
 しかし、何故公表しないのか・・・
 教組など、学校関係者のみなさま是非情報を提供してください。 
私たちは、こうした対策の実施に向けて、市教委と話し合う必要が
あると思います。

瀬尾です

本日、教育委員会学校教育部教育総務課長以下3名の職員により、先日計測した学校の放射能汚染問題は一応解決しました。

先日問題となった体育館脇の雨どい下土壌は、市教委の持参した計測器で、先日と同じ土壌直付けの計測で0.96μ㏜/h以上を計測しました。
あまりの数値の高さに一同沈黙してしまいました。
添付した写真をご覧ください。これは市と同機種の私が持参した計測器の写真ですが、この撮影の前に、市の職員も、市の計測器の数値を撮影しています。その数値は、この写真よりも若干高い数値となっています。

しかし、このケースは、市教委による市民への広報は無いと思います。
その理由は、町田市が溝の中の土壌を計測する基準を有していないためです。
町田市の基準は地表面から5cmの高さで計測するとしています。
そこで、公式の計測として、通常鉄の蓋で覆われている所であるということで、この蓋の上から高さ5cmの位置での計測を最後に行っていました。

しかし、市教委も事態の深刻さは分かっていますので、このU字溝の土を通常の除染よりも厳重に除染しました。
U字溝の中の土壌全てを袋に詰め、ビニールシートで2重にカバーして地下に埋設したという連絡が、課長よりありました。
 
この学校でもう1つ問題がありました。
畠のように黒土が盛られた所があり、一帯が地上5cmの計測で0.27μ㏜/hありました。
原因は、用務員さんがU字溝の土をここに集めたものでした。
 
これに関しても、除染は本日完了したという報告を受けています。
 
この学校の問題はこれで一応解決しましたが、生徒たちが集団で活動する場所にこれだけ高い数値で汚染された土壌が放置されていた現実は、深刻な問題として考えなければならないと思います。

原因は明白です。昨年度実施した市内全学校での計測と除染において、U字溝に溜まった土に対する対策に甘さがあったということです。
今後、この点から、市内全市立学校を点検し直すことが必要になります。

私たちは、こうした対策の実施に向けて、市教委と話し合う必要があると思います。
貴グループとして、ご検討いただきたいと思います。