さようなら原発・町田の会

11月11日に結成となる、町田の脱原発の連絡会です。

体育館脇の雨どい下土壌が高汚染していた問題

2012-06-27 13:44:48 | 日記

 3月議会で共同して請願を出した窓口の瀬尾さんからのメールです。
 以下の文をお読みください。
 請願が活かされず、市民の通報のみで動く町田市の姿です。
 しかし、何故公表しないのか・・・
 教組など、学校関係者のみなさま是非情報を提供してください。 
私たちは、こうした対策の実施に向けて、市教委と話し合う必要が
あると思います。

瀬尾です

本日、教育委員会学校教育部教育総務課長以下3名の職員により、先日計測した学校の放射能汚染問題は一応解決しました。

先日問題となった体育館脇の雨どい下土壌は、市教委の持参した計測器で、先日と同じ土壌直付けの計測で0.96μ㏜/h以上を計測しました。
あまりの数値の高さに一同沈黙してしまいました。
添付した写真をご覧ください。これは市と同機種の私が持参した計測器の写真ですが、この撮影の前に、市の職員も、市の計測器の数値を撮影しています。その数値は、この写真よりも若干高い数値となっています。

しかし、このケースは、市教委による市民への広報は無いと思います。
その理由は、町田市が溝の中の土壌を計測する基準を有していないためです。
町田市の基準は地表面から5cmの高さで計測するとしています。
そこで、公式の計測として、通常鉄の蓋で覆われている所であるということで、この蓋の上から高さ5cmの位置での計測を最後に行っていました。

しかし、市教委も事態の深刻さは分かっていますので、このU字溝の土を通常の除染よりも厳重に除染しました。
U字溝の中の土壌全てを袋に詰め、ビニールシートで2重にカバーして地下に埋設したという連絡が、課長よりありました。
 
この学校でもう1つ問題がありました。
畠のように黒土が盛られた所があり、一帯が地上5cmの計測で0.27μ㏜/hありました。
原因は、用務員さんがU字溝の土をここに集めたものでした。
 
これに関しても、除染は本日完了したという報告を受けています。
 
この学校の問題はこれで一応解決しましたが、生徒たちが集団で活動する場所にこれだけ高い数値で汚染された土壌が放置されていた現実は、深刻な問題として考えなければならないと思います。

原因は明白です。昨年度実施した市内全学校での計測と除染において、U字溝に溜まった土に対する対策に甘さがあったということです。
今後、この点から、市内全市立学校を点検し直すことが必要になります。

私たちは、こうした対策の実施に向けて、市教委と話し合う必要があると思います。
貴グループとして、ご検討いただきたいと思います。