腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

原子力安全委員会は内閣府に置き、担当大臣の椅子を増やすべきだと思う。

2011年08月13日 09時31分08秒 | 政治
政府が作った事故調査委員会は今何をしているのだろう?
事故調査原因を本当に調査しているのだろうか?

福島第一原発は、地震があっても原子力建屋は何とか破壊されずに頑張れた。
ところが津波を被ったら、冷却に欠かすことができない冷却用電源が吹っ飛んでしまった。

後の検証から非常用電源の引き込み柱が簡単に倒れて電源がとまった。
さらに津波を被って、配電設備や、非常用発電機が水を被って機能が失われた。

結果、水素発生を止められず、しかもベントもしないまま、原子力建屋が次から次へと爆発してしまった。
これ全て人災でしかないのは明白ではないか。

おかしいじゃないか!
電気設備は水に弱い、津波が来なくても、バケツで水をかければ、
発電機も、配電盤の計器類もすべての電気系統は作動できなくなるのだ。

それだけ繊細で水に弱い機器類を納める建屋は、完全防水の耐震性でなければならないと
素人でも設計の段階で気が付くのではないのか。このように人災事故ははっきりしている。

しかるに東京電力や原発族たちや、原子力むらの面々たちは、想定外の自然災害だと言い逃れる。
こんな状態で日本の各地に点在する、原子力発電所の安全が守れるとは到底考えられない。

新たに「原子力安全庁」の設置を細野豪志原発担当相が頑張っているが、
原子力安全・保安院及び、原子力委員会の現在のメンバーの横滑りでは、原子力安全庁を設ける意味が半減する。

しかも設置場所が環境庁の外局と言うからなおさら駄目だ。

原子力安全委員会と原子力安全・保安院を解体し、原子力安全庁を創ることは、
今まで原発を推し進めてきた、自民党の政官財癒着政治では絶対に出来ない事だから

私は細野豪志原発相の努力を高く評価したいが、メンバーを半分以上新規採用して入れ替えを行い、
原発安全庁を内閣府に置かないと折角の努力がうすれてしまい、元の原発族の支配下になってしまう。

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