腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

危機管理意識の無い原発

2007年07月18日 18時05分06秒 | 政治
新潟柏崎の上空をヘリコプターが飛んで地震で被害を受けた町の状況をてれびで放映していある。

あちこちの倒壊した住宅を目にする。

道路も陥没したり崩れたりして大変だ。被害は相当に大きいようだ。

あっ原子力発電所から黒い煙が見えた。

ヘリが少しずつ原子力発電所へ近づく。

コンクリートの建物の横にあるトランスから黒煙がもくもくとあがっている。

黒煙の上がっているトランスをアップで映し出されると、

なんと真っ赤な炎があがっている。

誰も消火作業をしている様子は見えない。

トランスなどの火災に備えて泡消火器は普通設備されているはずだが。

私の工場にはトランスを内蔵したキュービクルがあるが消火器は設備してある。

何で原子力発電所のトランス設備の近くに消火器が無いのだ。

テレビ局の人が原子力発電所の人と電話で話をしている音声も流れた。

テレビ局側から発電所から黒煙が出ていますが大丈夫でしょうかとの問いに

、消防署へ連絡をしていますが、街中にも火災が起きているようなので

まだ時間が掛かるでしょうとのんびりムード。

このとき私は、「もっともっと燃え上がれば改修で儲かるから」

昔の悪代官が町の火事を喜んでいる時代劇を思い出してしまった。

自家用変電所を設備している街中の工場にもビルにもトランス火災に備えて、

泡消火器の設置は義務付けられている。

原子力発電所のトランスのそばには、

初期消火に必要な消火器の設備は無かったのか、誰も初期消火をしていなかった

映像を見て不思議に思った。

トランスの近くには、初期消火用の消火器を設備するのは当たり前だし、

その消火器を使う訓練を情業員にしておくのも当たり前なのに。

トランスのオイルが燃えたとは言え、原子力発電所の火災なのですよ。

東京電力は何を考えているのだろうか!

いづれ東京電力は会見をするだろうけど申し訳ありませんでは済む話ではないでしょう。

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