腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

靖国神社の合祀に反対

2005年09月07日 09時16分57秒 | Weblog
首相の靖国神社への参拝は、行くことに大きな意義があり、国民の1人としてうれしくもあります。
タダ一つ難点は、戦争を始める事を決断した国の指導者が祀られていることです。
(A級戦犯とはあえて言いませんが)

この問題は隣国から日本攻撃の種にされていますが、日本人の中にも思想に関係なく合祀には反対をしている人が沢山います。

以前にも書きましたが、靖国神社に祀られている人たちには、私が身近に感じるのは、近くは太平洋戦争で無くなった方々ですが、私の父は、私の叔父は赤紙1枚で戦地へ引き出されました。

その結果叔父は戦死、父は除隊後まもなく心臓肥大という病で仕事も出来ずに寂しい人生を送りました。

国民であったが故に国から強制的に徴兵されて、お国のためと暗示をかけられて戦地へ赴く人たちの心中を推し量っても悔しさが蘇ります。

死にたくない、戦争をしたくない、人を殺したくない、でもお国のためと、そんな思いの人たちが、運が無く戦死してしまった。

靖国神社にはそのような方が祀られています。軍属の人ばかりではないのです。

そんな哀れな人生を送らなければならなかった当時青年であった人たちを死に追いやったのは国の指導者たちなのです。

その指導者が同じ神社に祀られていることに違和感を感じませんか?

戦争を起こした国の指導者、その命令に従わなくてはならずに徴兵され戦死してしまった人が、どう考えても一緒に一つ御社にいることは不自然であると思う。
意に反して戦地へ行き戦死した人の魂は、狭い御社の中で、毎日毎日悔しい思いをしているのではないかと思うのです。

文献によると戦争責任を取って自決した指導者もおりました。しかしその方の霊は靖国神社には祀られていないとのことです。

靖国神社を、国のために亡くなった方々のために参拝できる場所にするためには、戦争を引き起こした人たちの合祀を止めるべきであると思います。

この問題を隣国から言われるのではなく、日本の国民が思想を超えて、自発的に行動を起こしていいのではないか。

あえてA級戦犯と書きますが、
A級戦犯を東郷神社にと言う話が一時持ち上がったらしいが、東郷の遺族からの猛反対で頓挫したと聴く。
A級戦犯のご遺族たちよ赤紙1枚で戦地へ行かされた弱者のことをお考えされたし。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
合祀をやめるなどできない (やす)
2005-09-11 15:16:36
ゴーマニズム宣言で有名な小林よしのりさんの、「靖国論」を買いましたが、大変参考になりました。

ぜひ読んでみられてはいかがでしょうか?
返信する