腹の立つ事ぼやきブログ

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麻生外務大臣の発言はおかしい

2006年06月03日 10時16分24秒 | 政治
先日麻生外務大臣が、靖国の合祀問題について、宗教団体である以上国がどうこう出来るものではないので、靖国神社にてどうにかするべきだと言うような発言をされました。

この発言如何なものでしょうか。

靖国神社が日本起源からの英霊を祀ってある神社だと言うことは、日本国民だけでなく、世界中に知れ渡っていることです。

その神社に、日本の天皇や外国の賓客が参拝できない今の現実を見据えたら、それは宗教団体のあなたが何とかすべきでしょうと神社側に押し付けてそれで問題が解決するのでしょうか。

「A級戦犯の合祀」
A級戦犯と私たち国民が呼ぶのはおかしい言葉です。
なぜって戦勝国が戦争裁判を行なってA級B級C級とランク分けしたからですあり、日本の国民の民意では無いからです。

戦争を引き起こした国の責任者たちはその責任を問われるべきであり、本来、日本国民が戦争責任者たちを裁くべきだったのです。

しかし日本国民には散々に痛めつけられた後だけにそんな気骨は残っていなかった。
そんなときの戦勝国の戦争裁判の結果で、A級戦犯は死刑となったのですが、それをそのまま国民がそのまま受け入れてしまったもの。

云わば戦勝国が国民の憂さを晴らしてくれたと錯覚したのではないでしょうか。
しかし自分たち国民が裁いたのではないからA級戦犯を戦争責任者として強く意識付け出来ななかった。

戦死した自分たちの子や父が祀られている靖国神社は、大切な身内を失った寂しい心を癒してくれるただだ一つの心の置き所として、国民が捉えるようになっていたのです。
ところが、あるときいきなり靖国神社の都合で戦争責任者(A級戦犯)を合祀してしまったと聞きます。

靖国参拝に他国が色々と干渉されてますが、それ以前の問題として、なぜ国民を悲惨な生活に追いやった戦争責者たちを、国民が糾弾しないのか。

その戦争責任者たちを、その犠牲になった私たちの子や父が祀られている同じ社内に一緒に祀っている神社の神経を問うべきであると思うのです。
死ねば罪が消えるなんておかしい。怨みは末代までも存続するのです。

政教分離などと悠長なことを言っている政治家はおかしい。
国が戦争責任者の分祀を靖国神社に指示すべきであって、そのために政府もあり、立法府の国会もあるわけですから。

他国に言われてという惨めなことをせず、国民の民意だということを政治家たち、又靖国神社側も理解して早急に分祀すべきと訴えます。

ちなみに私の叔父も靖国に写真があり祀られております。

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