昨日のブログで自家用変電設備に触れましたが、
この設備は東京では地中化されて見ることは少なくなりましたが、
少し都心を外れると道路沿いに電柱が沢山立っています。
その電柱にトランスがとり付けらっれているのを目にすることが出来ますが、
自家用変電設備とは、そのトランスが内蔵されているものを言います。
この電柱に取り付けられたトランスは、6000ボルトの送電線から家庭用の100ボルト、
動力用に200ボルトに電圧を下げる装置ですが、良く見ると赤茶けて錆びが
出ているものが多々あります。それほどの状態でもトランスは安全なものなのです。
その安全なトランスの入った自家用変電設備を毎月点検することを義務付けて
電力購入者に点検料金としての負担をさせており、
その点検者から協会費を徴収しているのが、社団法人電気管理技術者協会という
天下り組織です。
この隙間を縫ってぼろ儲けしている会社が、日本テクノ株式会社です。
この会社の社長の馬本さんは、10年ほど前は、たった1人で
自家用変電所の減設工事の営業をしていた人です。
日本テクノのシステムは、私も試作中でしたが、
この馬本さんに私の会社の専務と常務をヘッドハンティングされてしまい、
私は落ちぶれ、彼は成功者になったいきさつがあります。
チョット愚痴をこぼしてしまいましたが。
何かにつけて、すべて天下り用に組織が作られていくのは日本の官僚の手口であり、
この「官僚天国」を利用して儲けたのが自民党であり、
それを改革してくれると信じ期待した民主党は骨抜きになってしまった。
日本の官僚システムを何とかしないと、江戸時代の士農工商ではありませんが
官商民農と昔の武士の世界と変わらない官僚は武士という時代に永久になってしまう。