馬堀海岸 Y様邸の塗装工事が19日より始まりました。 当社ではH22年まで、自社の職人で
タンカンパイプにて足場工事を施工しておりましたが、パイプの上を道具を持っての作業は
効率、施工の質の良さは望めませんでした。 ビケ足場に変えてからはより良い塗装、安全対策
そして職人の疲労度の軽減が計れました。 現在は単価的にも自社施工足場と相違はたいして
ありません。 足場の揺れ防止の火打ちも施され、屋根塗装の安全手摺対策も万全です。
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当社では施工1~3日前くらいに、近所の方に挨拶タオルを持参し、挨拶、施工予定をお知
らせしに廻ります。
さらに、 門塀の処に毎日の工事内容の記された作業看板を掲示しています。
お客様が毎日の工事の内容を確認することが出来ます。
最近、新聞広告、チラシ、訪問販売で塗装工事の宣伝が行われています。 以前は訪問販売
新聞広告は特に単価が高い傾向でしたが、最近は異常に単価の安い広告が出回っています。
とても質の良い塗装工事が提供できる単価ではない広告が目につきます。
Y様もいままで出入りの塗装業者がいましたが、高齢のため廃業され、今回は近所の方のご紹
介で当社への依頼がありました。 今までの塗装業者の方はかなり安い単価で施工していたよ
うです。
本日、高圧洗浄をしましたら、屋根の旧塗膜が大半ははがれ落ちてしまいました。 きちんとした
塗装工事であれば、高圧洗浄で塗料膜は剥がれません。次の塗り替えまで塗料幕は剥がれま
せん。紫外線によるチョーキング現象でチョークのように塗料膜が粉状になります。
塗装の前にケレン作業をしないと下地塗装も出来ない状態です。
前業者は 屋根塗装の際に高圧洗浄あるいは下地塗装のシーラーのいずれかの作業をやらな
かったと考えられます。 Y様の塗り替えはまだ7年くらいしか経過していません。傷みがひどい
状態です。 これが単価の安い塗装工事の実情です。
当社の再塗装工事は早くて10年、長い方ですと15年位です。
剥離した屋根の写真です。
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本日、高圧洗浄も無事に完了しました。
高圧洗浄後の屋根と壁の状態です。
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屋根の苔、カビもかなりきれいに取れました。
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壁のアオ苔、黒カビもかなり落ちました。高圧洗浄機でも水圧を強くしませんと、黒カビはきれい
にとれません。 手洗いでは落ちません。
次回は屋根塗装の記事を書きます。
詳しい施工場所はお問い合わせくださいご案内、またはお知らせいたします。
チョーキング現象
塗料膜が紫外線により劣化して、粉状に成る現象。 古くなった塗料壁を手で擦ると手に
粉状塗料が付くことです。