高松の繁華街に立地するカプセルホテルの温泉である。町名の瓦町は、瓦焼職人が多くいたことによるそうで、江戸時代の高松は火事が多く、常に需要があったそうだ (風が吹くと桶屋が儲かるならいいが、これは付け火では?)。今ではその名残は見られない。
浴室には茶色く濁った温泉と白湯浴槽やサウナ、水風呂が設けられている。温泉は、加温、消毒の含放射能・鉄 (II)-単純冷鉱泉とのことだが、鉄っぽさのみ感じた。湯口付近には泥状の沈殿が厚く堆積していた。温泉ではないが、不感温帯の白湯ジャグジーが気持ちよかった。
(2019 年 1 月)
◆源泉情報◆
源泉名:瓦町ぎおん温泉
泉質:含放射能・鉄 (II)-単純冷鉱泉
泉温:19.3℃
成分:pH7.0、溶存物質 370 mg/kg、主要な成分は以下の通り(ラドン以外は mg、カッコ内はミリバル %)。
ナトリウムイオン | 38.4 (40.93) | 炭酸水素イオン | 156.0 (60.52) |
鉄 II イオン | 21.8 (19.12) | 塩化物イオン | 43.4 (28.84) |
メタケイ酸 | 57.2 | 硫酸イオン | 21.4 (16.64) |
遊離二酸化炭素 | 41.6 | ラドン | 39.4 nCi |
分析日:2014 年 5 月 1 日
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