邦画「流浪の月」の感想を。
ネタバレがありますので、ご注意下さいね!
まずは殿ですが、今回も本当に素晴らしかったです!
ああいう物悲しい役をさせたら天下一品ですよね。
その表情も仕草も本当に良かったです!
そして、横浜流星くん。
今回は今までにないDVな彼氏役でして、ちょっと怖いくらいでした。
でも横浜くんも演技が上手くなりましたね。
オマケに横浜くんの毛深い足や上裸・ベッドシーンもあって、
目の保養もさせて頂きました(笑)
物語は本当に切なくて、胸が締め付けられる内容なのですが、
殿と広瀬さんの演技に全てが救われた気がします。
ラスト、あの後ふたりがどうなったのかは分かりませんが、
今までたくさん傷ついてきたのですから、この先は本当に幸せになってほしいと思いました。
殿の役は、いわゆるロリコンなどではなくて、
第二次性徴が現れないという病気だったんですね。
そのため、大人の女性と関係を持てないし、自己肯定が出来ない。
衝撃的(?)な殿の全裸シーンもありまして、
何とオチン〇ンも映っています。
それは陰毛もなく、児童のままの性器でして、
もちろん、これは作りものを殿の股間に貼ったんでしょうけど、
まさかスクリーンで全裸とは・・・、驚きました。
まあ、ちっちゃい子供のような性器だし、暗くてはっきりとは見えないからセーフだったのかな?
観てて楽しい作品ではありませんが、殿の優しさと健気さが本当に胸に痛くて、
ひとつの愛の形としては見事に完成されていたと思います。
殿の全裸や横浜くんの毛深い足の印象が薄れてしまうほど、
全編に渡って愛があふれてる作品ですよ!