お待たせしました、久しぶりの写真集レビューです！
今回紹介するのは、こちらです！
前田公輝くんのセカンド写真集「ちゅらたび」
沖縄で撮影された待望のセカンドです。
既にネットニュースでご存じの方も多いと思いますが、重版決定したそうです！
男性写真集で重版されることは最近では珍しいので、これは素直にすごいことだと思います。
セカンドを出すタイミングも良かったですね。
朝ドラでの新たなファンも出来、話題性もありました。
ただ。
そう、肝心なのは内容です。
夏の沖縄で撮影された作品なのですが、うーん、必然性がそこまで感じられません。
「朝ドラの撮影でせっかく沖縄にいるんだから写真撮っておこうか！」
「結構良い写真が撮れたから写真集出そうか！」
もちろん、そんな簡単な思い付きでは写真集が出せないことくらいは、
こんな僕でも分かりますが、しかしそう思わせてしまう何かを、
写真集全体から感じてしまいます。
こーじさんからのコメントにもありましたように、脱ぎはほとんどありません。
夏の沖縄の海で脱ぎがない・・・。
せっかく体作りに励んで、良いスタイルになったので、
そこは惜しげもなく披露しても良かったのではないかと思います。
もちろん、前田くんの表情は素晴らしいし、写真一枚一枚からも、愛情を感じられます。
ただ、その先が見えないんです。
誤解を恐れずに言います。
この写真集は、
「朝ドラ撮影の合間に、せっかく沖縄にいるんだからいろいろ撮影してみました」
いわば、ドラマ撮影のオフショットみたいな作品になっています。
作り手はそうではないと言われると思いますが、その域を超えていません。
それならそれで良いのです。
かつて嵐の二宮くんも主演映画「青の炎」で、撮影裏などを写真集にした作品を出されていますが、
あの写真集は本当に良かった。
映画撮影の裏側で、緊張と緩和、真剣な眼差しとくったくのない笑顔、
それらが見事に一冊の写真集になっていました。
そういうコンセプトというか、作る側がどんな前田くんを見せたいのか、
そこがぶれてなければ、例え脱ぎが少なくても良い一冊になったと思います。
この写真集は確かに売れています。
ただ、前田くんの魅力を１００％載せられてはいないと思います。
表情や仕草は確かに良いです。
でも、それを集めただけの写真集なら、
アイドル雑誌と変わりません。
３０歳を超えてセカンド写真集を出すという機会に恵まれたのだから、
こんな写真集にはしてほしくなかったというのが僕の素直な気持ちです。
長文乱文失礼しました。
でも僕は前田くんが大好きです！ 好きだからこその辛口意見です。
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前田公輝 セカンド写真集『 ちゅらたび 』
本多 晃子
ワニブックス
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