失敗。田舎暮らし ブログ

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小学校1、2年生。担任は殴る女教師だった

2021年01月21日 20時51分10秒 | 田舎暮らし

子供のころの話。

 

小学校の先生は、怖い大人の集まりだった。

小学校1年生、2年生の担任が、生徒を殴る教師だったからだ。

担任は、若い女教師だった。

 

つい最近、ボランティアの現場で同級生「こんちゃん」(仮名)に45年ぶりに会った。

僕ら、よく殴られたよね?

「うん、小学校の先生は、しょっちゅう子供を殴っていたよね」

 

やはり、あれは夢ではない。何かの記憶違いということもあるので、

「こんちゃん」に確かめてみたのだ。

 

その日は、インフルエンザの流行で、体育の授業を休む生徒が10人ほどいた。

グランドには出ずに、教室にいるように、と先生から指示があった。

しばらくは、みんな静かにしていた。

しかし、そこは小学1年生。ひとりの生徒が、教室中を円を描くように走り始めた。

つられて、2人、3人と続いて、気づくと、ほとんどの生徒が教室内をぐるぐると走っていた。

 

そこへ、担任の先生が戻ってきた。

「そこへ並びなさい」と一列に並ばされた。

 

そして、この若い女の先生は、何も言わず、いきなり右端の生徒の頬をパーンと殴った。

殴られた生徒は、ぐらっと姿勢が崩れて、尻もちをついた。

次に2人目をパーンと殴り、3人目、4人目と、先生はなんの躊躇もなく殴り続けた。

 

私は、左の方で、自分の番がくるのが怖いなあ、と思いながら倒れていく生徒を見ていた。

先生は、子供をモノのように次々と殴って、全員を殴ると、無言で教室から出ていった。

 

小学校1年、2年とクラス替えはなく、2年間、担任はこの先生だった。

この先生に何回殴られたか、もう忘れたが、些細なことで生徒を殴るので

先生が怖かった。

 

他にも、生徒を平気で殴る教師が、私の小学校には数人いた。

小学校5年生のころ、昼休みに、女の生徒が担任の教師に殴られていた。

それは、ひどい殴り方だった。

女生徒は泣き叫んでいたが、男の教師は、怒鳴りながら何発も殴っていた。

怒鳴っては殴り、また怒鳴っては殴り、残酷な暴力だった。

その先生は、女生徒が逃げないよう、角度を変えて殴り続けていた。

 

私は掃除当番で、至近距離から、その暴行現場を見ていた。

泣き叫ぶ女生徒、殴り続ける教師、いまでもあの光景が忘れられない。

 

中学校でも、数学、音楽、体育の先生が殴る教師だった。

里山の小学校・中学校には、殴る教師がたくさんいた。



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