田舎には、悪意を垂れ流す腰抜けがいる。
たいていは、里の小さな集落で「顔が効く」と
勘違いしている中年以上の男たちだ。
自分の集落はもちろんだが、別の集落にもそういう者がいて
さほどでもない利権にしがみついて生きている。
連中は、毎日のように巡回しては、
新参者がいないか、
自分たちに逆らう奴はいないか、
確認している。
帰郷した15年ほど前から、私は連中に目をつけられてきた。
「東京から戻ってきたあいつが気に入らん。
オレもやっちゃるから、お前もやっちゃれ!」
(取材して本人に確認済み)
リーダー格の男の音頭で事が始まった。
連中に共通しているのは、心のスケールが小さく、
見た目が小汚い。
ほとんどが、地元に長く住んでおり、
爽やかさが欠如している。
私は、連中に、絡まれ続けた。
毎日、誰かに嫌がらせされてきたが、
すべての攻撃を押し返してきた。
もし、皆さんが同じ状況にあるなら、
【勝ち負けなどないから、妥協するな、押し返せ】と
アドバイスしたい。
私の場合は、15年でひとまわりした。
絡みたい奴が次々とやってきたが、言葉と態度で押し返して
最近は誰もやってこなくなった。
ただし、連中の仲間のうち、かわいそうなくらい粘着質な者がいて
そいつの攻撃は続いている。
彼の嫌がらせは、明らかな犯罪なのだが、
県警は頼りにならない。通報は無駄だ(私の場合)。
今日もまた、私の田んぼには空き缶が捨ててあった。
ひとつではなく、8個ほど投げ捨ててあった。
わざわざ家から空き缶8個を持って車に乗り、
私の田んぼに捨ててあった。
同じ道路の先に「不法投棄は犯罪です」の看板が設置してあったが
いまはない。
セコイこの犯罪の対抗策は、
ただ黙って投棄された空き缶を拾うのみ。
心を乱すと、小物の犯罪者が喜ぶだけだから。
田舎の田んぼには、悪意の不法投棄が続いている。