さいらん式帰国生お受験記録

NZ暮らし、生まれも育ちも香港。でも長男の夢はニッポンの大学に入ること!
帰国生受験に向け、親子で手探りの奮闘中~☆

シェフにならないの?

2010-08-31 | 日記
「今週、ボクの学年でまた2、3人学校辞めたよ。」
学校から帰るなり、こう言う温

「大学行く気がないなら、12年生で学校を辞めろ!」
と先生が公言しているぐらいですから、驚くには当たらないのでしょうが、やはり驚いてしまう日本人の親。


「大きいホテルチェーンがキャンペーンみたいのやってて、来年のラグビーのワールドカップに向けて今からトレーニングするんだって。」

「それって研修だけなの?それともそのまま雇ってくれるの?」

「さぁ、雇ってくれるんじゃない?よっぽどダメじゃなければ。」

研修に参加する子は学校を辞めて行くんですけど


「そのホテルがね、ワールドカップでビッグマネーが稼げるから、“それをみんなで分けます”って言ったの。で、みんな、
儲かりそうだから
って行っちゃったんだよ。ホントにそんなに儲かると思う?」


株主じゃあるまいし、「儲けを従業員で分ける」なんてあるわけないっしょ。せいぜい、ボーナスに色が付いておしまいでしょう。しかも、たった単年の話
・・・・・と、現実的に考えてしまう金融系の母。

でも、16、17歳の子どもにビッグマネーという響きは魅力なのでしょう。


ここは制限付きながら、
15歳から運転ができ、
16歳から飲酒ができる国

(ご想像の通り、制限はものの見事に破られてますが


18歳の大学生が歓迎コンパで酔い潰れるようなことが、2、3年前倒しで起きており、それにクルマ、非常~~~身近にドラッグ
となれば、お金がいくらあっても足りないわけです


「学校辞めるには先生のサインが要るんだけど、先生もニコニコしてサインしてるよ。
“○○はガンガン稼ぐために学校を辞めるのよ~”
とか、
“クライストチャーチに送られる子もいるから、タダで国内旅行ができるぞ”
とか、他の子にも勧めてるみたいなんだよね。」



“温もシェフとかにならないの?”って聞かれちゃった。」





負けるな、温