スティーヴン・キング原作のミステリー映画。アメリカ・メイン州の小さな島にある、富豪未亡人の邸。そこで郵便配達人が見たものは、血だらけで横たわる女主人の頭上に、のし棒を手に呆然と立ち尽くす家政婦ドロレス(キャシー・ベイツ)の姿だった-- 。無実を主張しながらも、事件の詳細には黙秘を通すドロレス。彼女には20年前、夫殺しの容疑で不起訴になった過去があった。数年ぶりに帰郷した娘セリーナ(ジェニファー・ジェイソン・リー)にも堅く口を閉ざすドロレス。その全ての真相は、20年前の日食の日に隠されていた……。さすがキングが原作の映画だけあって、主人公を含む登場人物の心理描写の描き方には実に深いものがある。物語中徐々に謎が明かされる中、次第に浮かび上がってくる殺人の動機やその背景などが細かく描き込まれ、陳腐なミステリーとは一味違った重みを感じさせている。中でも特に見どころなのは、主人公演じるキャシー・ベイツの演技。キング自身彼女を想定して執筆したというだけあって、彼女が役にマッチしているのは勿論の事、彼女自身もそれを受けてか観ていて怖くなる位の迫真の演技を披露している。「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」と並んでキング原作の映画としては見応えを感じさせる1本。
★★★★★★★☆☆☆7点
最近、キャシー・ベイツ見かけませんね。出演作を見逃しているだけかな。
★★★★★★★☆☆☆7点
最近、キャシー・ベイツ見かけませんね。出演作を見逃しているだけかな。
ムツ兄さん、まだ起きてますか。おいら、これから寝ます。また、よろしくね。