『グッドフェローズ』

マーティン・スコセッシ監督により撮影されたギャング映画です。彼の作品には欠かせない、
ロバート・デ・ニーロも出演してます。主人公を演じたレイ・リオッタにとっても出世作となりました。
あらすじは、ヘンリー・ヒル（レイ・リオッタ）は、1943年ブルックリン生まれ。大物ギャング、
ポーリーのアジトで育った彼は、物心ついた頃からマフィアに憧れていた。やがて念願の
"グッドフェローズ"の仲間となり、"強奪"専門のジミー（ロバート・デ・ニーロ）、野心旺盛なチンピラ、
トミー（ジョー・ペシ）と共に犯罪に犯罪を重ねていく。
が、麻薬に手を出したことから育ての親、ポーリーに見放され、さらにジミーたちが起こした
600万ドル強奪事件を追うCIAの捜査の手もヘンリーに迫る!

ストーリーに沿って流れる音楽は、50~70年代の人気ロックナンバーで、まるでロック史を聴くようです。

★★★★★★★★☆☆　8点

マーティン・スコセッシは本作で、ヴェネツィア映画祭銀獅子賞（監督賞）を受賞した（銀獅子賞は1990年
から始まった賞なので、スコセッシは受賞者第1号である）。1991年のアカデミー賞でアカデミー作品賞、
アカデミー監督賞（スコセッシ）、アカデミー助演女優賞（ロレイン・ブラッコ）にノミネートされた他、
トミー・デヴィートを演じたジョー・ペシがアカデミー助演男優賞を獲得しています。

アメリカ映画協会（AFI）が2008年に発表した、アメリカ映画名作ランキング・ギャング映画編では、
『ゴッドファーザー』に次ぐ第2位に選ばれています。

私のように、ギャング映画が好きな人にはおススメの作品です。