ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

『阿修羅のごとく』

2014年03月31日 21時00分00秒 | 映画
原作は、私の好きな作家の向田邦子さんです。彼女の本はずいぶん読みましたし、
この作品も読んでいます。男性目線では分からない女性心理が、見事に描かれています。
昭和の50年代に、タイムスリップしたかのような、なんとも言えない作品です。

あらすじは、昭和54年の冬。竹沢家の三女・滝子(深津絵里)が突然3人の姉妹全員を
呼び集めた。滝子は探偵の証拠写真を示し、70歳になる父・恒太郎に愛人と子供がいると伝える。
4人は母には知らせないようにと約束する。だが、彼女たちも互いに人には言えない問題を抱えていた。
華道で生計を立てる未亡人の長女・綱子(大竹しのぶ)は、妻子ある男性と付き合っている。
次女・巻子(黒木瞳)は、夫の浮気を疑い始めていた。
潔癖症の滝子は、父の調査を頼んだ内気な青年との恋が足踏み状態。
四女・咲子(深田恭子)は売れないボクサーと同棲中。
母・ふじ(八千草薫)だけが、何も知らずに平穏な日々を過ごしているようだった…。

★★★★★★★★☆☆ 8点

「女は、阿修羅だなぁ」と思わずにはいられない。

 

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