ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

マキシ・ロペス、バルサを救う

2005年03月02日 22時00分00秒 | サッカー
今夜、現地時間23日に、バルセロナのカンプ・ノウで行われたCL(チャンピオンリーグ)の、FCバルセロナ対チェルシー戦を、ビデオ観戦しました。
このゲームは、リーガ・エスパニューラとプレミアリーグで、共に独走で首位をキープしているクラブ同士の戦いで、事実上のCL決勝戦のようなゲームで、とても見応えのある展開でした。うーん。満足。
ゲームは、序盤から攻勢をしかけるホームのバルサに対して、チェルシーは、解説のセルジオ越後の言う「マケレレが効いている」の言葉の通り、しっかり守ってのカウンター戦法。そのチェルシーは、33分、それまでまったく目立たなかったランパードからのロングパスに、ダフが抜け出し、ゴール前へクロス。これをバルサのベレッチがオウンゴールしてしまい、チェルシーが1対0とリードを奪います。なーんと、アウェイゴールでゲームは動きだしました。後半に入り、チェルシーのFWのドログバが、56分、キーパーチャージによる2枚目のイエローカードで退場処分となり、チェルシーは、10人での戦いを強いられます。数的優位に立ったバルサは、1月の移籍でアルゼンチンの強豪クラブ、リーベルプレートから加わった二十歳のマキシ・ロペスを、ジュリに代えて投入します。このライカールト監督の采配がずばり的中。67分、エトーからのパスを受けたマキシ・ロペスがゴールネットを揺らすと、さらに6分後には、マキシ・ロペスの放ったシュートにエトーが素早く反応し、2点目を奪いました。逆転に成功したあとも、3点目を狙うバルサに対し、ゴール前で必死に防戦一方のチェルシー。それでも、キャプテンのテリー、GKツェフのがんばりもあり、1点差でゲームセット。
アウェイゴールは、倍の値ですので、チェルシーは次のホームゲームで1対0で勝利すれば良いのでで、バルサはこの逆転勝利を手放しで喜ぶわけにはいきませんが、それにしても、68%のボール支配率で攻めたバルサも、10人で3点目を与えず踏ん張ったチェルシーも魅せてくれました。攻めも攻めたり、守りも守ったりといった好ゲームでした。
マキシ・ロペスは身長も高く、多彩なバルサの攻撃陣にまた一つ強力な武器が加わったことを証明しましたね。今後、リーガでも活躍が期待できそうです。



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