ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

ナガシ

2006年06月12日 19時00分00秒 | 奄美
奄美に帰って感じるのは、雨の降り方が内地とは違い、半端じゃなく降るということですね。ほんとうにバケツをひっくり返したんじゃないかってぐらい強風、と激しい雨がこれでもかと降ってきます。「ナガシだからしょうがない」とお袋は言いますが、こう雨の日が続くと洗濯物もなかなか乾かず、本気で乾燥機が必要なんじゃないかと思ったりします。
今日は、昨夜午後10時からのセルビア・モンテネグロ対オランダ、深夜1時からのメキシコ対イラン、アンゴラ対ポルトガルの試合を録画観戦しました。
セルビア・モンテネグロ対オランダは、先制点を守り、オレンジ軍団がまず1勝!“死の組”と言われるC組の2試合目は、破壊力抜群のオランダと堅守のセルビア・モンテネグロの一戦。序盤から激しいプレスの掛け合いで高レベルの試合を展開、ファンも感嘆のため息連続の攻防が繰り広げられた。そして迎えた18分、後方からのパスをピッチ中央で受けたファン・ペルシーは、セルビア・モンテネグロDF陣の裏を付くダイレクトスルーパス!これに絶妙なタイミングの飛び出しでパスを受けたロッベンが、GK の右足元を抜くシュートで先制点を奪った!そして、このゴールでロッベンはノリノリ状態に…!21分にGKに防がれたものの強烈なミドルシュート、その後も左サイドから、チェンジして右サイドから多くのチャンスを作り出し、セルビア・モンテネグロのDF陣を翻弄した。一方、“死の組”のサバイバルを生き残るためにも追いつきたいセルビア・モンテネグロは、後半開始から長身FWジキッチを投入。47分にはスタンコビッチが、51分にGKイェブリッチが 202cmの“ハイタワー”に合わせたが、そのジキッチは動きに精彩を欠き、相手DFにクリアされ続ける…。その後も中盤での激しい攻防で、攻守が目まぐるしく入れ替わったが、得点を奪えなかったのはオランダも同じ。後半に入って軒並み運動量が落ちた選手たちを尻目に、ロッベンは再三追加点をねらって突破&シュートを繰り返したが、1-0のまま試合は終了。オランダが堅守を崩して得た1点を守りきり、勝ち点3をゲットした。それにしても、この試合のロッベンは圧巻…!ドリブル突破に、内に切れ込んでのミドルなど、誰も止められないプレーの連続だった。顔をみれば22歳とは思えない風貌(特に髪が…)だが、プレーには若々しいアグレッシブさが満載!MIPはロッベンで決まりでしょう。
メキシコ対イラン戦は、スタミナで上回ったメキシコが快勝!D組の1試合目は、エース・ボルゲッティの負傷退場というアクシデントを乗り越えたメキシコが、イランを3-1で下した。試合序盤は、両チームの激しいカウンター合戦。イランはカリミのドリブル突破やマハダビキアの豪快なミドルなどでメキシコに襲い掛かる。一方のメキシコも、前がかりになったイランのスキをついたカウンターで反撃。目まぐるしく攻守が替わるなか迎えた28分、FKを得たメキシコは、パルドのクロスをブランコがヘッドで流し、それをブラボが押し込みゴール!ブラボーーー?!と叫びたくなる、メキシコにとって待望の先制点!と、思われたのも束の間、36分、今度はイランがマハダビキアのCKからレザエイがヘッド!GKがパンチングでクリアしたこぼれ球をゴルモハマディが蹴り込んで同点ゴール!!アジア勢の先陣を切って登場したイランの大健闘で、前半は1-1で折り返す。後半に入るとメキシコは、ジーニャとペレスを投入し、中盤に厚みを持たせて勝ち越しをねらいにいく。しかし、ここで思わぬアクシデントが…。レザエイのボールを奪いに行ったボルゲッティが左足の太ももを負傷。プレー続行が不可能になってしまったのだ。メキシコは、40分も残り時間があるのに、交代枠をすべて使いきる形に…。対するイランも、激しい攻防戦が祟って70分過ぎから目立って選手の運動量が落ちてしまう。そんななかで、勝利への執念を見せ付けたのはメキシコだった。76分、イランDFからボールを奪ったジーニャが柔らかいスルーパス!これを受けたのは再びブラボ!!この日2点目となるゴールを決めて勝ち越しに成功した。さらにその3分後には、ジーニャがヘディングシュートを決めて追加点を奪取。戦前、絶対有利と見られていた勝利を手繰り寄せた。それにしても、メキシコのピンチを救ったのはキャプテンのマルケス。ボルヘッティの負傷退場後は中盤にポジションを上げ、サイドチェンジやドリブル突破、ゴール前に進出するなどして再三にわたりチャンスメーク。タフな精神力でチームを鼓舞し、苦しい大攻防戦の勝利に大きく貢献した。ポニーテール(みたいな)髪型と背番号「4」をTV画面上で何度も見た人も多いのでは?いったいこの選手のポジションはどこなんだと思った人も、相当いるのでは??覚えておいてください。彼が、タフガイでバルセロナ所属のMIP、マルケスです!
アンゴラ対ポルトガルは、ポルトガルが、序盤の1点を守りきる!D組の2試合目は、ポルトガルが初出場のアンゴラを苦しみながらも退けた。開始早々から積極的な攻めを見せるポルトガルは4分、フィーゴがドリブル突破でアンゴラDFのジャンバをかわしてゴール中央へパス。それを受けたパウレタが、GKが飛び出して無人になったゴールへボールを流し込んで先制!33歳のベテラン・コンビが見せた絶妙なコンビネーションで、早々に得点を奪った。その後もC・ロナウド、シモンがチャンスを作り、猛攻を仕掛けたポルトガルだったが、守備を固めてきたアンゴラDF陣を崩せず時間だけが過ぎていく…。対するアンゴラも、カウンターから徐々にペースを握ろうとする。24分には右サイドのロコからのクロスにアクワがオーバーヘッド!ゴールこそならなかったものの、チームの大黒柱がゴールへの貪欲な姿勢を見せた。前半はポルトガルの先制後、一進一退の内容が続き1-0で終了。後半に入り、ポルトガルはフィーゴ、シモンを中心に果敢な攻めを続けたが、フィニッシュがなかなか決まらず、追加点を奪えない。アンゴラも、カウンターを試みるがポルトガルの堅いDF陣を前にチャンスを作れず、1-0のまま90分が終了。4年前の雪辱に燃えるポルトガルが、なんとか勝ちを拾い上げた。この試合、中盤の要・デコの欠場が響いてか、いつもの破壊力ある攻撃が見られなかったポルトガル。しかし、33歳のフィーゴだけは別格だった。大会後、代表からの引退を宣言しているが、先制点をアシストしたドリブル突破には「まだまだやれる!」と思ってしまうほどの鋭さがあり、さらにピンポイントのクロス、冷静な判断力によるゲームメイクなどを披露。試合中、ちょっとイライラした表情を見せていたC・ロナウドとは対照的に、“大人”フィーゴはその器の大きさも見せ付けてくれた。MIPは、フィーゴです。
さて、いよいよ今夜はサムライブルー、我らがジーコ・ジャパンの初戦です。缶ビル片手にTVの前でLIVE観戦のつもりです。オージーなんて、ケチョンケチョンにやっつけてしまえって感じです。さぁ、ハシトゥンマ(訳:思いっきり)応援するぞ!

I am OK

最新の画像もっと見る