ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

「黄金の右足」早速威力 ベッカムのFK

2006年06月11日 19時00分00秒 | サッカー
満員のスタンドは9割以上がイングランドの応援。英国国歌に大合唱が沸き起こった余韻がまだ残る前半開始早々に、「黄金の右足」がいきなり威力を発揮した。
 左やや後方からのFK。キッカーはもちろん主将のベッカムだ。回転のついた鋭いボールをゴール前へ送ると、長身DFのファーディナンドらがなだれ込む。その圧力に屈するように、ジャンプしたパラグアイのDFガマラの頭に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
 セットプレーはイングランドの得点源だ。31歳になったベッカムが心身ともに万全で迎えた今大会で、その威力はさらに増している。
 W杯へ向けた最終調整のジャマイカ戦でも、ベッカムのFKが同じようなオウンゴールを誘った。「いい位置にければ、ヘディングの強い選手が競り勝ってくれる」と仲間を信じて正確なキックを繰り出す背番号7は前半の終盤には、右足で惜しいミドルシュートも放った。前半は上々のスタートを演出した。(フランクフルト共同)

スウェーデン、怒濤の攻めでも10人の壁を崩せず!試合開始前は、攻撃力で上回るスウェーデンの順当勝ちが予想されたが、終わってみれば0-0のスコアレスドロー…。試合は、4分に放たれたラーションの強烈なFKを皮切りに、スウェーデンが猛攻を開始!15分には高速クロスをイブラヒモビッチがオーバーヘッド、さらにリュングベリの再三の突破などで、怒濤のシュートラッシュ。しかし、1トップのS・ジョンを残して10人で守りを固めるトリニダード・トバゴのゴールを割ることができず、時間だけが過ぎていく…。暑さと序盤の猛攻が祟ってか、徐々に落ちていくスウェーデン選手の運動量。そのスキを突いていくトリニダード・トバゴという展開で、後半何かが起きそうな余韻を残しつつ前半終了。ところが、後半開始早々にアクシデントが発生!トバゴのA・ジョンが2 枚目のイエローを犯して、今大会初の退場者となってしまったのだ!10人になって、ますます劣勢に立たされたトバゴ。ここで勢いづいたスウェーデンはなおも攻めまくったが、守備の意識がいっそう高くなった相手に対して得点を奪えず。61分に投入したアルバエクが73分、75分、79分と3回もあった決定機をことごとく外してしまい、期待されたイブラヒモビッチも焦りを募らせるばかり…。スウェーデンは結局6:4のボール支配率を誇ったにもかかわらず、初出場で10人の相手に、負け同然の引き分け。選手もサポーターも呆然としていたのと対照的に、トバゴは勝ちに等しい引き分け。試合後は、選手はもちろん、スタンドのファンも大喜びで「勝ち点1ゲット」を喜んだ。その立役者は何と言っても、GKヒズロップ!ファインセーブ連発に加え、遅延行為で審判に忠告を受けつつも、巧みにピッチで流れる時間を支配し、みごと無失点!試合後の狂喜乱舞っぷりが、MIP獲得に花を添えた(?)。

予選突破へのサバイバルが始まったC組。その幕開けとなったアルゼンチンとコートジボワールの一戦は、“死のC組”の名に恥じぬ見ごたえ十分の試合となった!試合序盤はコートジボワールのペース。ゴールにこそならなかったものの、2分にドログバがヘッド、5分にアカレの豪快なミドルなど、積極的な攻めを展開。一方のアルゼンチンは13分、リケルメのCKにファーサイドから飛び込んだアジャラがヘディングシュート!それをGKがファンブルし、ゴールラインを割ったかに見えたが、結果はノーゴール…。しかし、このプレーがアルゼンチンに流れを引き寄せるきっかけとなった。24分、リケルメのFKからのこぼれた球にクレスポが反応して先制点を奪うと、勢いにのったアルゼンチンは38分にもリケルメが絶妙なスルーパス!これをオフサイドラインぎりぎりで鮮やかに飛び出したサビオラが決め追加点。2-0で前半を折り返した。このままでは終われないのがコートジボワール。後半に入ると54分にディンダン、61分にB・コネを投入して攻撃力のアップを図る!それに対してアルゼンチンは64分にクレスポを下げ、守備を立て直して反撃を阻止する構えを見せる。70分過ぎからアルゼンチンの選手に疲れが見えはじめると、コートジボアールはチャンスとばかりに猛攻を仕掛ける。ボールを支配する時間が長くなり、ドログバへのマークが甘くなってきた82分。ディンダンからのクロスをドログバが体勢を崩しながらもきっちりと決め、1点差に詰め寄った!が、時すでに遅し…。サバイバル第 1ラウンドは2-1でアルゼンチンに軍配が挙がった。惜敗したコートジボワールにとっては、ドログバのゴールが次戦へつながる希望の光。ゴールを決めたドログバも、この1ゴールで勢いに乗れるのでは。MIPは次戦での大爆発の予感ムンムンのドログバ。

この3試合ではアルゼンチンの司令塔、リケルメがMVPですね。縦横無尽にパスを供給していた感じでした。彼意外にもアイマールや、若いメッシやテベスもいるし、アルゼンチンも優勝候補ですね。

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