ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

イチロー、今期2度目の「猛打賞」

2005年04月30日 18時00分00秒 | MLB
【オークランド29日】敵地マカフィー・コロシアムで行われたオークランド・アスレチックス戦に「1番・右翼」で先発出場したシアトル・マリナーズのイチロー外野手は、5打数3安打、2打点で今季2度目の「猛打賞」をマーク。打率を3割5分8厘に上げた。試合は初回に先制されたマリナーズが、イチローのタイムリー三塁打などで中盤を終えて2点をリード。8回にも1点を追加し、その後は、粘るアスレチックスの反撃を1点で食い止め、4ー2で勝利を収めた。なおマリナーズの長谷川滋利投手、アスレチックスの藪恵壹投手はともに登板しなかった。

 アスレチックスの先発は、昨季までチームの先発3本柱の一角を担っていたマーク・マルダー投手とのトレードで、セントルイス・カージナルスから移籍してきたダン・ハレン投手。まだ24歳という若い右腕に対し、第1打席のイチローは、プレーボール直後の初球を打ってセンターへのライナーに倒れた。センター前に落ちようかという打球ではあったが、マーク・コッツェー中堅手がダイビングキャッチを見せている。

 1点ビハインドの3回表、1死からウィルソン・バルデス遊撃手がエラーで出塁し、ここで2度目の打席を迎えたイチローは、ワンボールからの2球目を引っ張って、ライトの右へタイムリースリーベースヒット。ニック・スウィシャー右翼手がダイビングキャッチを試みたが、打球はグラブをかすめてライトフェンスまで達し、今季2本目の三塁打となった。これで1ー1の同点としたマリナーズは、続くジェレミー・リード中堅手もセンター前へヒットを放ち、三塁からイチローが生還。2ー1と勝ち越しに成功している。

 続く4回に、2死一、二塁というチャンスで3度目の打席に立ったイチローは、カウント1-2から外角低め、ボール気味のカーブを見逃してストライクをコールをされて追い込まれるも、2球目もほぼ同じコースにカーブがきて、これを右手一本でレフト前に運んだ。浅い当たりで、ホームはクロスプレーとなったが、二塁ランナーのランディ・ウィン左翼手が好スライディングを見せ、マリナーズはイチローのこの試合2本目のタイムリーで、リードを3ー1と広げた。

 7回の第4打席は、カウント2-1からの4球目、外角低めの変化球を引っ張ってセカンドゴロに倒れたイチローだが、4ー2と2点をリードして迎えた9回の5打席目は、アスレチックスの4番手キコ・カレーロ投手と対し、カウント1-2からの4球目をきれいにセンター前に運んで出塁。後続が倒れて、追加点には結びつかなかったが、これで4月16日以来の「猛打賞」を記録した。

 9回裏からは、守護神エディー・グアダード投手が登板。アスレチックスは3番からの好打順だったものの、打者3人を簡単に打ち取って試合を締めくくった。グアダードは2試合連続、今季8個目のセーブ。勝ち投手は7安打を許しながらも6回を1失点に抑えたアーロン・シーリー投手で今季2勝目(2敗)となり、負け投手は7回を投げて6安打3失点のハレンで3敗目(1勝)となった。なお、ブレット・ブーン二塁手が8回にソロ本塁打を放ったが、これは通算999打点目となっている。

※2試合連続の大活躍、さすがイチローですね。

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