対北朝鮮戦、マレーシア開催かなぁ。

ＦＩＦＡ、罰金１８０万円も
　サッカーＷ杯アジア最終予選の北朝鮮－イラン戦（平壌、三月三十日）で地元・北朝鮮の観衆が暴徒化した問題で、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の規律委員会は二十九日、平壌で行う同予選の日本戦（六月八日）を第三国に移したうえで無観客で実施することを決めた。二万スイスフラン（約百八十万円）も科した。処分をめぐっては（１）罰金（２）無観客試合（３）第三国での開催－などが指摘されていたが、すべてが科された形で、極めて厳しい処分となった。
　規律委員会はスイスのチューリヒで開かれ、決定は同日深夜、ＦＩＦＡ理事の小倉純二・日本サッカー協会副会長に通知された。北朝鮮は処分に対し三日以内に異議を申し立てることができる。
　第三国でのホームゲーム開催は戦時下のイラクが昨年、Ｗ杯一次予選とアテネ五輪予選を隣国で開催したが、観客は入れており、暴徒化に対する処分で第三国にした上で無観客とするのは異例。
　ＦＩＦＡは代替開催地選定などを急ぐが、調整次第で日程が動く可能性もある。無観客のため日本のサポーターも観戦できないとみられるが、日本協会は、その点も含め選手や報道陣の渡航見直しを行う。
　ＦＩＦＡは、主催する国際試合の開催国に「選手、審判、役員、観衆の安全確保」を求め違反した場合、厳しい措置をとってきた。今回は被害者は出なかったものの、暴徒の規模や試合後の執拗（しつよう）な抗議などを悪質と判断したとみられる。北朝鮮のサッカー協会が非を認めず試合直後から「不当な判定」と強く抗議したことも、規律委員会の判断を硬化させた可能性が高い。
　韓国の通信社・聯合ニュースによると、二十九日付北朝鮮「体育新聞」は「（暴徒化の）根本的原因は主審の不当に偏った判定にある」と改めて主張、「不当な判定で敗れた選手を励ますためのことで、誰かに乱暴を働くための行動ではない」と正当化。規律委員会には「不健全な判定を防ぎ国際競技の公正さを保つため偏見なく処理してほしい」と訴えていた。
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　イラン戦での暴徒化　北朝鮮の観客は審判の判定に激高、客席からビール瓶や缶、取り外し可能な座席部分などをピッチに投げ込み、試合は約１０分間にわたって中断。試合後も抗議は続き審判団は約３０分間ピッチ上から動けず、一部観客は会見場にも乱入、イラン監督の会見が中止となった。その後も競技場前を数千人の観衆が取り囲んで警官隊と約１時間もみあい、イラン選手のバスが動けない状況も招いていた。
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　◆予想以上の処分
　日本サッカー協会・川淵三郎会長の話　「ある程度、厳しい処分が出ると予想していたが、予想を超えた厳しい処分だ。観客が暴動を起こし脅威を及ぼすとこれほどの厳しい処分になるということをわれわれも十分に認識しなければいけない。選手は無観客試合でも十分にふだんの力を出してくれるものと信じている」
（産経新聞） - 4月30日3時16分更新

また、ジョホールバルでやるのかなぁ。
無観客でのＴＶ中継ってのも、ちょっと興味ありますね。