建国記念日の午後。
タートルズの映画を観るために品川駅へ。
山手線新駅が遠くない未来できるので楽しみにしているのだけれど、どうやら浅草線の泉岳寺駅よりも品川駅寄りらしい。地元の人は高輪駅という名前を希望しているということだった。
もっと田町駅寄りだと思っていたのでがっかりしている。これじゃ、渋谷駅のハチ公口と新南口みたいなものだわ。
5年前、東浅草に住んでいた時は日に日に成長していくスカイツリーを眺めながら帰宅するのが面白かった。
いまは湾岸エリアの建設ラッシュに目をみはる日々。一年前の風景なんてきっと忘れてしまうだろう。
映画が始まるまで品川駅のDEAN&DELUCAを物色していた。クリスマスの季節もそうだったけれどバレンタイン商品と人であふれかえっていた。
パッケージ好きのなのでつい缶がかわいいお菓子を手に取ってしまうけれど何か購入したことはない。
手首が疲れるのではないかと心配になるくらい重いマグカップ(DEAN&DELUCAロゴ入り)もいつもいいなと思うし、結構高価なロゴ入りトートバッグも今更だけどちょっと欲しいかな。
でも、使わないよね。なんてじっと見つめたり。
(この感覚は高校三年生になってから突然他校の指定鞄が欲しくなる衝動に少し似ている。)
ソニプラもそうなのだけれど、この店の中では魅力的に見えるのだけれど購入して我が家に持ち帰った途端色あせてしまうような気がしている。
沖縄の海の熱帯魚みたいに。
この日も購入に踏み切れないで店を出た。
それでも、ちょっとした遊園地を歩いた満足感が残るのできっとまた足を踏み入れたくなるのだと思う。

そんなかんじ。
Nina