妄想サナトリウム

知らない間に社会人ですけど、何か?

赤く燃ゆる線香

2005-03-20 23:18:14 | 特別な感じ?
今日は寒かったですね。
それとは関係ないんですがアイライナーがどっかいって困ってる管理人のヒロミです。


今日は祖父のお墓参り。
実は最近、立派なお墓が建ちまして…。
アタシは見るのが始めてだったんです。
まぁ、色々ありきで初めて行ったお寺の初めて行った墓地。
…テーマパーク行ったわけじゃないんで興奮はしませんでしたけど(当たり前)


まぁ、何事も最初ってのは勝手が分からないものです。
もう、水汲んだ時点で問題発生。

(父)「…ど、どこで線香の火つけたらええんやろ?」

(一同)「…」


大体どこにでもあるはずの線香がつけられるような場所がどっかにはあるんでしょうけど、見つからなかったんです。

でも、さすが我が親です。

(父)「水道近いしここ(水汲み場)でつけよう…か?」

(一同)「…うん」

というわけで、ちょっとずつ新聞を燃やしながら火をつけてたんですが、水汲みにきた人達の視線は非常に厳しかったですよ…(涙)
『一家で放火魔!?』みたいな視線は、かなりきつかった…。
その視線をヒシヒシと全員に伝わってきてるのかと思って「何か…気まずいなぁ?」って母に言ったら一言。
「放火してると思われて警察に通報されちゃったりしてね☆」

…ありえますから。

…墓石しかないからボヤで終わるんだろうけど(最悪)


そんなこんなで無事(?)線香にも火がつきお墓へ。
広い所だったので、少しだけ歩かなければいけません。


…ここで、アタシはあることに気がつきました。
父は片手で線香を持ってアタシの前を歩いてるんですが…ちらちらとが見えるんですよ。
線香のあんな可愛らしいもんではなくです。

(私)「お、お父さん…」
(父)「何?(何故か爽やか笑顔)」

(私)「線香が大変なことになってるよ」

その時全員の目に飛び込んだのは



聖火ランナーがもつ火のように燃える線香。



…その後も何度も燃え、お墓に着くころにはかなり短くなってました。

でも、折角恥ずかしい思いまでしてつけた線香。
何としてでも線香立てに…

母、真剣な面持ちで挑戦。

(母)「あっつ!!」


断念。


結局「火傷は嫌だよなぁ」ということで線香はナシ(無茶苦茶)



しっかり拝んではきましたが…

線香ってあんなに燃えるとは夢にも思わなかったよ…。