前借り二階級特進日記

新米グループ長が社会に揉まれる様を共有出来ればと思います(・・;)))

2020/11/03 生涯の命題:後編

2020-11-03 18:59:00 | 日記
逆パワハラを恐れて手に取った本。
日曜の続きです!!

今日はお風呂で完読。
からの考えを纏めます(^^)

前編での久々のコメント、嬉しかった。
まだまだ社会人生活も短いですが、
当時の実質教育担当であった2名に
昭和の教育を受けまして。
それが根幹にあることを思い出しました❗

その辺感想でも書きます。



■パワーハラスメント後編
パワハラの概要や事例を見た後は、
実際の対処法に移ります。

とはいえ、
ここからは良く聞く話も多い。

・自分を知る
→自分が親に言われて根幹になっている
 ドライバーを知る。
 例:完璧であれ、他人を喜ばせろ、急げ、
  努力せよ、強くあれ
自分を圧し殺して他人に奉仕してきた人。
ふとしたタイミングでキレる可能性あり。
パワハラの素質は誰にでもある。

・相手を知る
→相手の状況を常に把握。
 適切な対応が出来るよう常に適切な
 コミュニケーションを取る。
例えば仕事量。多くても少なくても、
どちらで振ってもパワハラの可能性。
パワハラの要素は表裏どちらにもある。


そもそも【叱る】という行為が、現代で
効果的かも説いています。
現代の管理職は、情報量に制限がある中で
小さな枠組みで【叱られ】ながら育った。

部下が多くの情報の中で生きている
ことを知らない。
【何度言っても変わらない】
=【何度やったところで効果がない】
ことを真摯に受け入れるべき。

AI時代に求められる能力は、
チャレンジ精神、主体性、洞察力、創造性
これらを叱って伸ばすのは難しい。


対話による相互理解が必要不可欠。


■感想
逆パワハラについて知識を深めたかった
ですが、部下指導がメインでしたね。
互いの価値観を理解し合うことが
ポイント。

とはいえ部の仕事量は変わりません。
適切なコミュニケーションでカバーって。
お茶を濁したり、価値観をゆっくり共有
していかないといけないってことですね。



私が若手時代は、まだ頭の悪い熱血漢と
頭の悪い下級民族が大半を占めていて、
それでも【プライド】をもって【誠実】に
職務を全うする精神を刷り込まれました。

これらの精神は私の大半を占めますが、
【熱量】が足りなく見える若手には
手加減的な融和が必要です。


逆パワハラも同様。
マーフィーの法則に従って、上司は皆
いつか【無能者階級】に行き着きます。
時代の変化にも着いていけない。
圧倒的な情報量にも着いていけない。

若手は簡単に上司のマウントを取れる
時代になりました。
私の部でも、隣のグループ長は
精神科に行くほどで。あらゆる情報量に
判断が追いつかず自滅しています。


本に書いてあった相談先。
【上司】【メンタル管理部】【相談室】
こんなものは無いし、期待できない。

最後に味方になってくれる人は、
部下だけです。
そんな部下を同等な仲間だと思って、
指導をしていく事が大事なんだと
改めて感じました。



まぁパワハラって言葉自体。
今の40代が絶滅したら無くなりそう。

そもそも叱れる人も減っているし。
マニュアル化も進む。
無理やり出世したい人もいない。
時代の狭間で生まれた文化であることを
祈ります。


その先の私には上手く描けない、
昭和の熱量の無い日本の進化を
祈ります。


文化の日に、日本の【文化】について
思いを馳せながら焼酎を呑みまくる。