あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

着雪注意報発令の町で

2024-01-28 | 田舎暮らし

先週のことだが火曜日から

水曜日にかけて大雪だった。

路上駐車するので悩む。

というのもだいぶ前のこと、

86センチの積雪を記録した

年がある。

北海道よりも多かったくらいだ。

24時間勤務明けの愛車は

雪に埋没していた。

そんなこともあろうかと

あの時は軽トラで来ていたが、

いつもどおり駐車場の

奥に停めたのが災いした。

今の愛車より多少は車幅が

狭かったと思うが、

それにしても86センチの雪。

車幅の雪を一人でどけて

バックしでどうにか県道に出た。

あの時は1時間半も掛かった。

あのような事態は避けたい。

先週は結果50センチ超積もった。

駐車場の出口に近くて

建物の陰でなおかつ朝陽が

当たる場所が良い。

太陽の熱は大したもので

朝陽があたる場所と

当たらない場所では

フロントガラスやボディーの

霜の溶け具合がゼンゼン違う。

無事に停めて寒い寒い夜を

超した。

愛車に雪がはりつき

天井には40センチ近い

雪が載っていた。

オーマイゴット!と叫びたくなる。

ドアに張り付いた雪をはがし

スライドドアを開けようと

手をかけるが開かない。

凍り付いた。

タイヤが埋もれるほどの雪。

マフラーが雪から出ているかを

確認してからエンジンを掛けて

暖める。

一晩過ごした路上の愛車を

出勤して来た人が見ていた。

「誰の車かと思った」

「大雪で誰かが帰れなかったのかと

思った」

「車は大丈夫でしたか?」

などと言われた。

何人からも同情されつつ

笑われたのですぅ。

この写真は2日目。

この前日の方が雪は多かった。

掘り出し甲斐があった。

皆さんに心配してもらい

山道を帰宅。

自宅前の坂道が実は最の難所

なのだが除雪されていた。

弟が除雪機をゲットする前は

父がスコップで開けてくれた。

国道と私道の境目に1メーターの

雪の壁が出来た年もあった。

綺麗に除雪できないので

2輪駆動だった当時の愛車では

自宅までたどり着けなかった。

前にも後ろにも動かず

雪の壁でドアも開けられない

という時もあった。

コリゴリしたので以来、

燃費は悪いが4輪駆動にしている。

30センチ以内の雪なら

ぐいぐいかき分け、

雪の坂道もぐいぐい上がる

という頼もしさ。

この愛車のおかげで冬場

助かった~と思うこと度々。

雪に埋もれる彼?彼女?に

「おはよ~」「よろしくね~」

「いいぞ=!」と

声を掛けている次第。

愛車はレッスン・スタジオでもある。

今後愛車がAI化するならば

新屋まりの歌を覚えるはずだ。

 

 

 

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