For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

電気の法律、、

2006年03月03日 | ロスアンジェルスから
すごいタイトルにしちゃったけど、、まあ、見ている人は何を言わんとしているのかわかっていただけるんじゃないかと、、、

中古アンプが売れなくなると言うことらしいが、、それはそれで意見があるところだけど、よくよく考えてみると、まあ、ここで得意の発想が飛躍(?)するわけだが、、

リサイクルの問題そのものに行き着くような気がする。 ひとつ大きな矛盾、、というか見え隠れしている根本的な問題だ。

リサイクルが定着してきて、これ自体は大賛成!限りある地球の資源を大事に使う。 当たり前のこと、、ガイア思想のいろはのいだ、、。ところが、質流れ屋がなくなってきていねえか? あるのかな?名前変えて、、。

70年代、自分の20代のころだね、、この頃のミュージッシャンはお金がなかった。(勿論今も無い、、)でもって必要な機材を買うときに必ずといっていいほどお世話になったのがこの質流れ屋さんだろう。 自分のことで思い出すと、、カセット伝助、、これのステレオワンポイントマイク、、でかいのね。 40cmくらい長さがあって、、にょきっとした形の、、ほら覚えているでしょ? あれね。
伝助だって革のケースに入っていたし、、これをセットで2万円くらいで買うわけだ。 新品でかったらべらぼうに高いし、、いまでもこのメカニズムは基本的に同じだと思う。

Discount ShopだけじゃなくてPawn Shop,,質屋(中古の物が買えるという意味で)に代表されるリサイクルだ。 Ebay? オークション? それはそれで便利でいいんだけど、、自分でも結構利用するし、、でも、ちょっと出かけて近所で今日買えるというのが大事なんだよね。 それが町の質流れ屋さんだったりするわけだ。

アメリカでは中古の服屋さんも結構あるし、家から車で5分のところにある、サルベイション アーミーなんて強力だ、、2ドルでTommy Hilfigerのシャツとか売ってるし、、洗濯代に$5どるかけても安い、、 自分の物のふくとか、本とか、CDとか、、もって行けばいいし、、Donation だ。

ビンや空き缶だけがリサイクルじゃない、、。
というわけで変な法律ということになる。

対岸の火事とばかり言ってはいけないとは思うんだけどね。(アメリカでは当分質屋は存在し続けるとおもうから、、)
コメント (4)
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