12月6日にLAに戻ってきて約1カ月半経ちました。
ここ最近の米国西海岸の様子など僕が感じた範囲で書いてみます。
まず 驚いたことにここ数ヶ月の間に物価がもの凄い勢いで上がった。
日本でも物価高の話題などを耳にする最近だけど、その上がり方の違いは驚きます。日本はどうなんだろうか、３割から４割増し？というところかな、それでも凄いです。
ここLAはアメリカの中でも一番物価の高い街の一つで、プラス現在のドル高円安も手伝って結果はとんでもない状態になっています。ものによっては以前の４倍に急に上がったものもあります。例えばどんな感じか思いつくものを上げてみると、
卵 12個入りが一番安いもので 737円 一番高いものは 1,071円
日本の食材は以前より高めだったけどそれでも凄いことになった。
驚くのが なると巻が1本 803円 魚肉ソーセージは 1本 170円
豆腐が 一つ 270円 とんでもない値段になったと思う。
物価がここまでめちゃくちゃに上がっちゃった理由としてよく言われるのが、
＃ パンデミックの間に人件費が上がりまくった。
＃ 輸送費が上がりまくった。
＃ バードフルーで鶏の数が少なくなった。
＃ 便乗値上げ。
ロシアのせいで天然ガスが高くなったから今年は去年より家庭のガス代を3倍以上にします、とガス会社からのNOTICEもあった。
バイデン政治が悪いのか？ グローバリストの企みなのか？ 我々一般庶民は知る余地もないのだけど、結果、苦しみまくるわけですね。トランプの時のほうがはるかに暮らしやすかったから、またカムバックすれば良いのかなと思いますが、こればかりは誰もわかりません。
かと思えば 街中に電気自動車（特にテスラ）が増えまくって待ち行く車の20台に１台はテスラじゃないかってくらいの勢いで増えています。 一昔前のプリウスが増えまくっていた頃を思い出しました。
それよりもすごい勢いかな？ リアにマフラーが無い車のリアヴューはなんか近い将来を暗示させます。ドアに取手も無いし。 かと思えば隣にポルシェやマセラティのSUVが４本マフラー並べて他のSUVとオレのは違うぜとばかり差別化している様子が目に入ったりします。
自分の前を走るそれらの車をしばらく眺めているとそういったエキゾティックカーが羨望の眼差しで見られた時代の終わりを感じます。 あと10年－20年もすると車は空を飛ぶんでしょうね。
シェイクスピアの名言にこういうのが有りました。 アメリカとそれに似た国々の未来の姿なのかなと思ってしまいました。
” 栄光は水面の輪のようなものだ。輪は広がりすぎて消えてしまうまで、どんどん大きくなり続けるからである。”
Glory is like a circle in the water, Which never ceaseth to enlarge itself. Till, by broad spreading it disperse to nought.
Glory is like a circle in the water, Which never ceaseth to enlarge itself. Till, by broad spreading it disperse to nought.
どちら様も素敵な１週間を！
