相場三昧 マーケットウォーカー

株・商品・FXマーケットに立ち寄る
SOUL, SMOOTH JAZZを愛するトレーダー

 

ー相場道の極意ー(全八十九章) あと二回

2011-12-09 14:01:53 | 相場三昧伝
本間宗久 相場三昧伝

☆第八十七章
 「慰み仕掛け禁物」

相場が保ち合いのとき、大きくは取れないが、「少しくらいなら・・・」と
軽い気持ちで、ついうっかり仕掛けることがあるが、これはよろしくない。
慎むべきである。この相場は「買い」(逆に売りも)と思って、一旦仕掛けて
しまうと、なかなかこの考えから離れられないものである。玄人なら、これは
失敗と気がつくとすぐ見切りができるが、一般の人はそうはいかない。例えば
最初百両売って、その後相場は上がると、最初の百両欲しさに買戻しを忘れ、
さらに売り上がることになる。そして、最後は売り返しも買い返しも出来ず
結局、にっちもさっちも行かなくなる。これは最初の商いを、ついうっかり
仕掛けるからであり、最初が肝心である。例え、百両仕掛けるにしても、とくと
相場の流れや、目標、出来高などを考えて、慎重にスタートしなければならない。


☆第八十八章
 「秋米は売るべからず」

秋米は何程上作にても売り方すべからず。心に叶わざる相場の時は休むべし。
若し、夏中より古米高値安値の釣り合いにて、二十五六俵より始まる年は、
当分売り方もしかるべく、金高無用、二~三百両に限るべし。

(当時の米相場によく当てはまる)


Euge Groove - Chillaxin

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ー相場道の極意ー(全八十九章) | トップ | アマゾン  JUJU »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相場三昧伝」カテゴリの最新記事