時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

北を目指す旅-11~喉越し快い新潟の蕎麦

2016-06-23 07:31:51 | 中部/日本
 新潟で一旦途中下車、この日の目的地である秋田へ赴く特急の出発時刻までに、少々早い昼食をいただくことにしました。

 <<北を目指す旅-10>

 新潟の街へ出るのも、この日が初めて。
 正に、右も左も分からない新潟で、限られた時間の中で意中の食事処へ往きつくのは至難の業。
 出発前に当たりを付けた、新潟駅前の蕎麦屋さんへと、直行しました。

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 今日となっては、実用的なシンプルデザインが却って印象的な、新潟駅の駅舎。
 改めてみると、純白の装いからも、スッキリとしたイメージを感じさせます。

 初めて訪れた新潟の街ですが、列車の乗り換え時間の都合で、2時間程しか余裕がありません。
 街巡りは、またの機会になります。



 新潟駅前のビルに店を構える、「蕎麦本陣 十割そば 大はし」。

 新潟駅の表口といえる万代口(ばんだいぐち)から徒歩数分位の、アクセス至便が嬉しいお店です。
 11時の開店を待って、訪れました。



 蕎麦屋らしく、ピンと一本引き締まった心地良い雰囲気を感じる、スッキリとしたた店内。

 注文を待つ間、蕎麦を茹でる香りが鼻腔を擽り、ワクワクな気分が盛り上がります♪



 蕎麦に先立って、海老の天ぷら盛り合わせが、運ばれてきました!
 海老は海老でも、「桜海老と白海老の盛り合わせ天ぷら」です♪
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 衣を纏っていても、桜海老と白海老のそれぞれ紅白の身の彩りに、食欲を掻き立てられます。
 揚げたての色艶から、目を離せません!!



 その名のとおり、仄かな紅も艶やかな、桜海老さん。

 照明に映える衣の輝きも、堪らなく美味しそう!
 カリッとした衣の表面と、瑞々しいままの身の旨味とが、香ばしく仕上がった美味しさにウットリw



 富山では、「白いダイヤ」とも形容される、上品な美味しさが魅力の、白海老さん。

 桜海老より一回り大きな純白の身は、富山でいただいたものと寸分違いません!!
 富山では刺身とかき揚げをいただきましたが、今回は天ぷらをいただきました。
 白えびの天ぷらは、ふんわりとしたソフトな口当たりが、とても印象的。
 もちろん、ジューシィさを十分に保った身の風味を、存分に味わいました^^



 さて、主役の蕎麦がやってきたところで、注文した品を撮影♪
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 注文したのは、桜海老と白海老の盛り合わせ天ぷらが付いた、細打ちと田舎蕎麦を盛り合わせた二点盛り(^г^)
 ピリッと気持ちの良い辛みが印象的であった、おろしもタップリ付いてきます。



 素朴な盛りが素敵な、二点盛りのざる。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 ご覧のとおり、右が細打ちで左が田舎蕎麦です。

 細打ちの方は、驚く白さ!
 見るからに上品で繊細な美味しさを、想像することができました。

 田舎蕎麦は、いかにも「蕎麦!」といった濃い色合いで、フィジカルのあるどっしりした味わいを楽しめそうです。
 その厚みのある食感を、堪能してみようと思います。



 手早く撮影を済ませて、早速いただきます。
 まずは、細打ちの蕎麦をいただいてみます。

 垢抜けた感じの細打ち蕎麦は、冷え心地も絶妙!
 その細さに似合わず、しっかりとしたコシを感じる食感と、喉を通る時の爽快感が、素晴らしい絶品蕎麦でした。
 これは…本当に凄い蕎麦です…!!



 太打ちの田舎蕎麦の方は…細打ちのすっきりしたスマートな風味とは対照的な、蕎麦そのものの味覚が剥き出しに伝わる野趣溢れた風味に、舌鼓を打ちました!

 厚みを実感する噛み応えは、「たらふく食べている」感を存分に満足させてくれます。

 二通りの美味しさを心ゆくまで味わうことができて大満足の、おトクな二点盛りでした!



 食後に、蕎麦湯もいただいてみました。

 蕎麦にマッチするように吟味されたつゆは、茹で湯で割っても、その風味を損なうことなしに、美味しくいただくことができました!
 ほっこりと、美味しかった蕎麦の余韻を思い返しながら蕎麦湯を味わうのも、至福のひと時でした。

 厳選した材料を、小麦粉のつなぎを一切使わずに打った、こだわりの十割そば。
 加えて、熊本の馬刺しや秋田の比内地鶏等、酒のあてにも厳選したメニューを揃えている、大はしさんでした。

 蕎麦といえば、信州がまず思い浮かびますが、新潟もまた信州に比肩する蕎麦どころと分かったのも収穫であった、新潟での美味しい蕎麦の昼食でした。

 <北を目指す旅-12>>



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2 コメント

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Unknown (kiki)
2016-06-24 22:13:50
taろうさんのブログで何度も登場する白エビ、桜海老と共に天ぷらで食べるのも美味しそうですね。お蕎麦と小さな海老の組合せ、箸休めにもなり相性がバツグンだと思います♪
細麺と太麺の2種盛り、食感の違うw2種類が同時に食べることができ、蕎麦好きには堪らない感があります。蕎麦臭い十割そばが好きなのでお店の暖簾を見ただけで私もふらっと入ってしまいそうです。
そうそう、蕎麦湯も重要!食後のほっこり、大事ですよね^^
あ~美味しいお蕎麦食べに行きたい!
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kikiさん。 (taろう)
2016-06-24 23:26:44
せっかく極上の食材の産地を通るのですから、いただかない手はありませんよね^^
香ばしい桜海老、上品な食感の白海老…それぞれの個性がとびきり美味しい2種の海老を貪る幸せに溺れてしまいましたw
注文を待つ間にも、茹でる蕎麦の香りが堪らず、食欲を大いにそそられました!
十割蕎麦が自慢の大はしさんですが、殊に細麺のコシと風味の強さが、印象的な逸品でした。
繊細な見かけとのギャップが、一層この細麺の凄さを浮き立たせている様に思えました。
食後の蕎麦湯、本当に美味しいですよね♪
新潟駅のすぐ側のビル1階という、便利な立地ですので、新潟へ立ち寄った折には、是非お尋ねになってみてください。
新潟も、長野に負けない蕎麦どころでした!
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